お金を借りる相談【Q&A】

ほぼ借りれる方法はある?審査なし・ブラック・延滞中でも絶対借りれるローン会社はない!注意点など解説

絶対に借りられるカードローンというものはありません。消費者金融業者には、貸金業法に基づいて、十分な返済能力がある人にしか貸し付けを行ってはいけない、ということが定められています。

もちろん条件を満たしていればカードローンは利用できます。安定した収入があり、20歳以上である、さらに信用情報に傷がない、という場合です。(備考:2022年4月1日より成人年齢が引き下げられ18歳以上でカードローンを申し込める消費者金融会社も存在します)

カードローンでお金を借りたいのに審査に通らないとしても、「審査なし」や「誰でも融資」と謳っている業者を利用してはいけません。それらは闇金や違法業者に違いありません。

ブラックだけどお金を借りたいという人は、「契約者貸付」、「従業員貸付」、「ゆうちょ銀行自動貸付」、「質屋」でお金を借りましょう。信用情報は関係ありません。

また、生活福祉資金貸付制度 生活サポート基金 求職者支援制度といった公的な機関を利用してお金を借りることも出来ます。

もし返済が困難な状態に陥ってしまったなら、ローンの一本化や過払い金の相談、債務整理も検討しましょう。

いずれの方法でもお金が借りられないという方は、不用品を売ったり、アルバイトをしたり、お金を借りずに稼ぐ方法も探してみてはいかがでしょうか。

この記事でわかること
  • ほぼ借りれる方法はあるが、安定した収入や20歳以上は必要条件
  • 絶対借りれるカードローンは存在しない
  • ブラックで借りるなら生活福祉資金貸付制度、生活サポート基金、求職者支援制度
  • 本当にお金借りれないなら過払い金の相談、債務整理を検討
  • 延滞中でもローンの一本化のための借入で受け付けてくれる場合がある
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<審査通過に成功するコツ>虚偽(ウソ)は書かない ②免許証等の提出書類の添付忘れ ③限度額設定は必要な分だけ ※ブラックは申込・借入不可
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【目次】このページ先読み

ほぼ借りれる方法はある?気を付けるべきポイント

カードローンの申込に確実に通りたいのであれば、いくつかのポイントを抑えておく必要があります。逆にこれらが抑えられていなければ、借りることは難しいでしょう。

まず、金融会社側が提示する申込条件にはクリアしておく必要があります。具体的には「年齢は20歳以上」、「安定した収入がある」、「信用情報に傷がない」の3つです。(備考:2022年4月1日より成人年齢が引き下げられ18歳以上でカードローンを申し込める消費者金融会社も存在します)

また、申込時には必ず審査と本人確認があります。これらを避けては通ることは出来ません。審査では申込者の返済能力や総量規制に該当するかどうか、本人確認では職場にいつわりがないかどうか、といった点が見られます。

さらに、いくらお金が借りたいからといっても虚偽申告をしてはいけません。収入証明書の提出や信用情報の確認などによって虚偽は必ずバレてしまいます

審査に通過しずらいと思ったならば、利用可能額を少額にして申請したり、現在契約しているか会社で増額申請をすると良いでしょう。

申し込み条件をクリアしていればほぼ借りられる

カードローンの申込時には必ずいくつかの条件があります。

これらの条件をクリアしていないといくら申込を行っても、通ることはありません。ということはつまり、条件さえクリアしてしまえば、借りられる可能性が高いということでもあります。

日本のカードローンの申込条件は基本的に以下の3つがあります。

  • 年齢制限
  • 安定した収入
  • 信用情報

それぞれ詳しく見ていきましょう。

年齢制限20歳以上である

(備考:2022年4月1日より成人年齢が引き下げられ18歳以上でカードローンを申し込める消費者金融会社も存在します(参照:民法改正 成年年齢の引下げ – 法務省))

まず申込時に、年齢が20歳以上である必要があります。

20歳という基準は一般的なカードローンであればほとんど共通しています。しかし、種類によっては18歳以上でも申込が行える場合もあります。例えば、中小消費者金融と呼ばれる規模の小さな消費者金融の学生ローンなどでは、18歳以上でも申込が行えるところもあります(学生ローンのマルイ)。

カードローンを提供しているのは消費者金融と呼ばれる金融機関が多いですが、大手消費者金融を筆頭に、20歳を基準にしていることがほとんどです。20歳未満の方で申込を行いたいのであれば、20歳になるまで待ちましょう。(消費者金融で年齢は何歳から何歳まで借りられる?カードローンの年齢制限等解説)

安定した収入がある

また、安定した収入があることも条件になります。これはなぜでしょうか。

お金を貸す側としては、貸したお金がきちんと返ってくるかどうか、が貸し付けの際に気にするポイントだということは皆さんも想像に難くないと思います。収入が少ない人よりは、多い人の方が貸し倒れをするリスクは小さいと言えます。

その上で、毎月安定して一定の収入が継続的にあることも重要です。1年間の収入が同じだとしても、月々の収入が大きく変動する人と、毎月定額を得ている人では、後者の方が審査で優遇されやすいです。

借入金額の返済は毎月行われますので、いくら一年間の収入が多くても収入の少ない月があれば、返済が滞ってしまう可能性があると、貸出側は危惧するのです。

このような理由から安定した収入も大事な要素になってきます。

なお、勤続年数は長い方が優遇されます。また、正社員でなくパートやアルバイトであったとしても半年以上の勤続年数があれば安定した収入があると判断されますので、その点は心配ないでしょう。

信用情報がブラックでなく保証会社の審査を通過している

最後に、信用情報がブラックになっていないことも重要です。

信用情報とは、CICやJICCといった信用情報機関が取り扱っている情報のことです。個人の年収や家族構成、過去の借入の事実など、金融取引に関わった利用者に関する情報が記載されています。

ここで、過去に返済の滞納や自己破産など、何かしら金融事故を起こしていると信用情報にその事実もきちんと記録されます。この状態をいわゆるブラックと呼びますが、一度ブラックになるとそこから5年~10年間は消えません。

カードローンの申込時には、保証会社の審査を受ける必要がありますが、この審査では申込者の信用情報がチェックされます。つまり一度ブラックになってしまうと、審査でその事実がバレてしまい、通過できないことになります。

以上の理由によって、申込時に信用情報がブラックでないことも必要です。なお、ブラック状態は5年~10年経過すると抹消されます。一生残るわけではありませんのでご安心ください。

審査なしでは借りられない

直前の項目でも軽く触れていますが、カードローンの申込時には必ず審査がありますお金を借りる審査がない方法、カードローンはあり得ません。もし審査なしを謳っているのであれば、それは非合法なカードローンに間違いありませんので気を付けましょう。

審査でチェックされるのは主に

  • 「利用者に充分な返済能力があるかどうか」
  • 「総量規制に該当しないかどうか」

の2点です。返済能力についてはすでに説明済みですので、ここでは総量規制についてのみ、紹介します。

消費者金融系のカードローンは貸金業法に基づいて提供されていますが、その貸金業法には「総量規制」というものがあります。

これはお金を借りる人が、お金を借り過ぎて返済に苦しむことを防ぐ目的で作られた規制です。具体的には「個人の借入額は年収の3分の1までに制限する」となっています。

各個人の現在の借入金額の合計は、クレジットカード会社や消費者金融など各貸金業者間で情報がやり取りされています。そのため、現在の借入金額が総量規制の金額を超えている場合、いくら申し込みをしても審査で弾かれてしまうことになります。

本人確認・在籍確認は避けられない

カードローンの審査では、在籍確認が必ず行われます。在籍確認は申込者の勤める職場、もしくは家の電話にかかってきます。

職場にかかってくれば同僚などが、家にかかってくれば家族に対して、カードローンの申込の事実がバレてしまう可能性があるため、在籍確認を避けたいと思う方は多いかもしれません。しかし、在籍確認からは逃れられません。

在籍確認をすることで、申し込みを行っている人が本当に本人なのか確認が出来ますし、また申し込み時に自己申告した勤務先情報に間違いがないかどうかの確認も行われます。

もし職場や自宅で、自分自身で在籍確認の電話を取れなかった場合でも、カードローンの在籍確認だとはバレないように配慮をしたうえで話をしてくれますので、その点は安心して良いかと思います。

いずれにせよ、在籍確認は必ず行われます。

虚偽申告をしても必ずバレる

申込時に、審査に通りやすくしたいからといって、虚偽申告をする方が一定数いらっしゃいますが、虚偽申告は必ずバレます。

一番多いものは年収を偽ることだと思います。年収が高ければその分借入可能額も多くなります。しかし、借入希望額が50万円を超えるときや、今までの借入金額と今回の希望額の合計が100万円を超えるときには、収入証明書の提出が必須になります。そのため、年収を偽っても必ずバレることになります。

また過去や現在の借入状況など、あらゆる情報は全て信用情報として記録されています。そのため、虚偽申告を押し通すことができません。正直な内容で申込を行うことをおすすめします。

初回申込み金額は少額にしておく

ここで、審査に通りやすくするためにテクニックを一つご紹介します。初めてカードローンを申し込む場合、申込み金額はなるべく少額にしておくと良いでしょう。

既に借入の経験がある方で、滞りなく返済をしてきた場合などは消費者金融からの信用を勝ち得ていると言えるでしょう。実績があれば借入可能金額も会社側から増額してくれますし、増額の申込も簡単に通過します。しかし、初回利用者は過去の実績がないため、正直なところ信用がありません。

そこで最初は少額での申し込みを行い、まずは審査に通過することを目標にしましょう。審査に通過した上で、信用を積み重ねていき、将来的に利用可能額を増額すればよいのです。

また、最初から高額の借り入れをしてしまうと、返済が出来なくなってしまう可能性もあります。

今契約している会社で増額をする

現在すでに契約している会社があるのであれば、何も新しい会社に申し込みをする必要はありません。今の会社で増額の申請をした方が良いでしょう。

先ほどもお伝えしたように、ある程度実績があれば信用もありますので、増額は比較的簡単に出来るでしょう。

また、複数の会社から借入をするより金利負担を少なくできるというメリットもあります。借入には金利がつきものですが、借入金額が増えるごとに金利は低くなるように設定されていることがほとんどです。

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絶対に借りれる方法はある?

絶対に借りられるカードローンというものはありません。しかし、それ以外であれば、お金を借りる方法は様々にあります。ここではその中でも代表的なものをご紹介します。

  • 契約者貸付
  • 従業員貸付
  • ゆうちょ銀行自動貸付
  • 質屋

契約者貸付は生命保険に加入している人、従業員貸付は勤めている会社でその制度がある人がそれぞれ対象になります。ゆうちょ銀行の自動貸付では、自身のゆうちょ銀行口座内に定額預金や国債を保有していることが条件になります。

これらは利用できる人が限られますが、質屋は質に入れる商品と本人確認書類さえあれば誰でも利用できるでしょう。

契約者貸付で解約返戻金を担保にして借りれる

契約者貸付とは、生命保険を利用してお金を借りる方法です。ですので、すでに生命保険に加入している方は対象のものとなります。

生命保険の中には解約払戻金が支払われるものがあります。終身保険や養老保険がそれにあたりますが、契約期間中に積み立てておいたお金を、保険を解約したタイミングで受け取れるというものです。

この解約払戻金を担保にしてお金を借りる方法が契約者貸付ですが、借りられる金額は解約払戻金と全く同額というわけではありませんので、その点は注意が必要です。一般的に解約払戻金の7~8割程度が借入金額の上限となります。

契約者貸付の利用時には新たな審査が必要ありませんし、一般的なカードローンよりも低い金利で借入が出来ることも魅力です。

従業員貸付制度がある会社のサラリーマンなら勤務先から借りれる

従業員貸付制度とは、現在勤めている会社からお金を借入する方法のことです。このため、会社勤めである人、かつ従業員貸付制度を有している会社である人、が対象になります。会社によっては従業員貸付制度がないところもありますので、気を付けましょう。

従業員貸付は会社の福利厚生として用意されています。そのため、カードローンなどを利用するよりも好条件で借入を行うことが出来ます。

審査は社内の経理部などが担当するため、信用情報に照らされることはありません。また、総量規制の対象外ですし、借入金利も低くなっています。

ただし借入金額は勤続年数が1年未満だと10万円以下、30年未満でも100万円以下となっていますので、あまり高額の借入は出来ません。

ゆうちょ銀行の自動貸付なら借りれる

ゆうちょ銀行の自動貸付とは、ゆうちょ銀行の口座からの引き落とし時や引き出し時に残高が不足していた場合、その不足分を自動的に貸付をして補ってくれる制度です。

利用者が保有する定額預金や国債が担保を担保として貸付を行ってくれます。そのため、これら担保に該当するものを保有していない人は利用できません。

借入可能金額は、担保を何にするかで変わります。

担保を定額預金もしくは定期預金とする場合、担保に当たる預金額の9割まで、もしくは300万円までと定められています。例えば、定額預金が100万円ある場合はその9割である90万円まで、定額預金が300万円を超える場合は300万円までが、借入可能額となります。

担保が国債である場合、借入可能金額は国債の8割、もしくは200万円までです。ただし現在では国債を担保とした貸出の新規受付は停止しているようです。

質屋を利用する

また、質屋は金融機関ではありませんが、質屋を利用することでもお金を借りることは出来ます。

質屋でお金を借りたい場合、代わりに預け入れる商品を持っていく必要があります。これを担保として借入をするのです。基本的に担保となる商品の7割~9割に当たる金額でお金を貸してもらえます。多くのお金を借りたい場合は、ブランド物など評価額が高くつきそうなものを持っていくと良いでしょう。

なお質屋を利用する際は、本人確認のために運転免許証やマイナンバーカードなどが必要になりますので、忘れないようにしましょう。

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ブラックでもほぼ借りられるところ

ブラックリスト入り、つまり信用情報に金融事故の事実が記録されてしまっている場合、金融機関を通してお金を借りることは出来ないでしょう。

そこでここからは、ブラックの人でもほぼ確実にお金を借りられる方法について、解説していきます。

生活福祉資金貸付制度は社会福祉協議会が運営しており、社会福祉協議会の窓口から申込が可能です。貧困状態で、借りたくても借りられないという世帯を対象として貸付制度です。無利子もしくは年率1.5~3.0%で借入出来ます。

生活サポート基金は非営利団体である一般社団法人です。ブラックリスト入りしている人でも借入可能ですが、借入金利は年率12.5%と低いとは言えません。あくまで十分な返済能力があることが前提の制度といえます。

求職者支援制度は、雇用保険を受給できない求職者が、月10万円の生活支援の給付金を受給しながら、無料の職業訓練を受講し、再就職や転職を目指す制度です。担保や保証人は不要で、年率3.0%で借入出来ます。

生活福祉資金貸付制度で借りれる

生活福祉資金貸付制度とは、各市役所が担当している制度であり、金融機関からお金を借りられずに生活に困っている人に向けて貸付をしています。

生活福祉資金貸付制度を利用するためには、各社会福祉協議会で申込を行う必要があります。基本的にどこの市役所にもこの窓口はあります。

生活福祉資金貸付制度は低所得者層・高齢者層・障碍者層といった働きたくても働けない、もしくはあまりに生活が困難だという人を対象にしていますので、金利負担は非常に少ないことが特徴です。保証人がいれば無利子ですし、保証人がいなくても年1.5~3.0%という金利の低さです。

資金用途や借入限度額などはそれぞれ細かく定められています。気になる方は一度窓口を訪ねてみると良いでしょう。

生活サポート基金で相談、融資を受ける

生活サポート基金とは、一般社団法人であり、貸金業法に基づいて運営がされています。非営利団体であり、利用者の生活再建を目標に掲げた組織でありますので、ブラックリスト入りしてお金が借りられない人でも借入が可能です。

審査はあります。審査時に見られる項目は「勤続年数が6ヵ月以上あること」と「年収が600万円以下であること」が見られます。また都内在住者であれば、「1年以上都内に住んでいること」も条件に加えられます。

また保証人もしくは担保も必要になりますし、貸金業法に基づきますので総量規制もあります。

借入金利は年率12.5%と、一般的なカードローンに比べてさほど低いわけではありません。あくまである程度の返済能力はあるが、ブラックリスト入りしているためお金が借りられない人に向けた制度となっています。

求職者支援資金融資制度を利用する

求職者支援制度とは、全国の公共職業安定所(ハローワーク)で職業訓練受講給付金を受け取っている人が利用の対象となる制度です(職業訓練給付金の審査は厳しい?)。つまり、現在仕事を探しており、生活が苦しいため、お金を借りたい、という人が対象となります。

求職者支援制度で借りられるお金は2通りあります。「同一生計の配偶者、子または父母がいる場合」は月額10万円、「単身者の場合」は月額5万円となり、12か月分が一括で支給されます。

利用条件は細かく定められていますので、各ハローワークで確認をした方が良いでしょう。借入利率は年率3.0%、担保・保証人は一切不要で借入が可能です。(ハローワークでお金を借りたいなら)

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絶対に借りれるローン・個人間融資の危険性!ヤミ金の可能性大

ここまで何度か申し上げてきましたが、「絶対に借りられる」カードローンというものは存在しません。もし存在しているとすれば、それは個人間融資や闇金であり、非常に危険性が高いです。決して利用してはいけません。

ここでは、気を付けるべき業者の見分け方を解説していきますので、是非参考にしてください。

「即日・審査なし・誰でもOK」で借入が出来ることは絶対にありません。法律上、審査は必ず行わなければなりませんし、条件に合わない人に融資してはいけないとも決まっています。また、大手消費者金融など一部の会社を除いて即日融資を謳うものにも気を付けましょう。

犯罪行為に巻き込まれる可能でもありますので、安易に本人確認書類や個人情報を渡すことはやめましょう。

もし申し込みを行うのであれば、事前に運営会社や貸金業登録番号を確認した上で行いましょう。違法な融資サービスの多くは運営会社の情報がきちんと出てこないものです。また、法律上認められた貸金業者には必ず貸金業登録番号が発行されています。

「即日・審査ナシ・誰でもOK」でお金は借りれない

「即日・審査なし・誰でもOK」と宣伝をしている貸金業者を見かけたことはないでしょうか。このような謳い文句に騙されてはいけません

カードローンを申し込む際は必ず審査があります。

カードローンは貸金業法に基づいて運営されており、利用者が返済出来る範囲内で貸し付けを行うことが義務付けられています。審査がなく、誰でも借入OKということは、返済能力がない人でも借入できることを意味しますので、法律上アウトなことは明白です。

また即日融資に関してですが、これは必ずしも違法業者であるとは限りませんが、気を付けた方が良いポイントです。アコムやプロミスといった大手消費者金融の多くは即日融資を行っています。こういった会社は人手も多いため、当日中でも十分な審査をする能力があるため、何も問題ありません。ただし小さい会社で即日融資を謳っている場合は怪しいと思ってください。十分な審査を行っていない可能性があります。

詐欺や犯罪の可能性もあるので本人確認書類・個人情報は安易に渡さない

申込時に本人確認書類や個人情報の提出を求められることがあるかと思いますが、安易に渡してはいけません。詐欺などの犯罪に巻き込まれる可能性が十分にあります

犯罪組織はこういった情報を利用して違法行為を行います。一例として、知らぬ間に銀行口座が開設されてマネーロンダリングに利用されることもあります。また、個人の情報自体が闇市場で高値で取引されることも少なくありません。

申込を行う前に一度冷静になりましょう。次の項目に記載の内容を踏まえて、その業者は本当に問題がなく、法的に認められているのか、確認を行いましょう。

申込む前に必ず運営会社や貸金業登録番号を確認する

法的に問題のない業者かどうかを確認するためには運営会社や貸金業登録番号を確認しておきましょう。

WEBサイト上で見つけたものであれば、そのサービスを提供している運営会社までさかのぼって調べましょう。違法業者であれば、きちんとした情報が出てこないことが多いと思います。

またもし運営会社の情報が出てきた場合でも、貸金業登録番号も調べましょう。貸金業登録番号とは、貸金業法に基づいて貸金業(いわゆる融資)を行う業者に対して、内閣総理大臣もしくは都道府県知事に登録を受けた際に発行される番号のことです。金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」から検索できます。もしここで検索してヒットしなければ、100%その業者は違法業者です。

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審査がどこも通らない場合貸してくれるローン会社はない

ブラックとして信用情報に一度載ってしまうと、銀行や消費者金融のローンは基本的に借りることは出来ません。しかし、中小消費者金融なら審査を通してくれる可能性があります。

創業50年を誇るセントラルは申込から融資まで最短当日中に完了させることが出来ます。借入限度額も1~30万円、30~100万円、100~300万円から選べますので、自身の都合に合わせた借入が可能です。

中央リテールはローンの一本化に特化した消費者金融です。渋谷の道玄坂に会社を構えています。ローンの一本化が目的のため、借入金はそれ以外の用途に利用することは出来ませんが、滞納など何らかの問題を抱えている人でも利用できます。

アローは即日キャッシングに強みを持ち、申し込んだ当日にお金が借りられます。スマートフォン上のアプリで申込を行えば、郵送物はありませんので、周りの人に申込の事実がバレる心配も一切ありません。

ブラックであれば銀行ローン・消費者金融ではほぼ借りられない

ブラック状態に陥っている間はお金を借りることはほとんど不可能です。審査時に信用情報を必ず確認するからです。

自分自身がブラックリスト入りしているかどうか確認する場合は、信用情報機関に申請をすれば開示してくれます。

信用情報機関には

  • CIC
  • JICC
  • 全国銀行個人信用情報センター

の3つがあります。数百円~千円程度の手数料を払えばブラックかどうか以外にも、ローンの返済状況や借入状況など様々な情報を知ることが出来ます。

ブラック状態はなったタイミングから5年~10年間は消えませんが、5年~10年経てば元に戻ります。もし現在ブラックであるなら、消えるまで待つしかありません。

ただし、消費者金融のカードローンは銀行のものよりも審査に通りやすいと言われています。そのため消費者金融の中でも中小消費者金融と呼ばれる会社であれば、借りられる可能性はあるかもしれません。

中小消費者金融なら現在の返済能力次第で借りられるかも

中小消費者金融とは、正確な定義があるわけではありませんが、大手消費者金融以外の消費者金融を指す言葉です。大手消費者金融は、銀行グループ傘下に入るなどして、全国的に展開をしていますが、中小消費者金融は地方限定であったりします。

以下でいくつか代表的な中小消費者金融を紹介します。大手消費者金融の審査とは異なり、中小消費者金融の審査には項目が少なかったり、ポイントとなる部分が異なったりします。必ずしも中小消費者金融の審査が甘い、というわけではありませんが、大手消費者金融で断られて人でも借入が出来る可能性があるのです。

セントラル

セントラルは創業50年を誇り、中小消費者金融の中でも長く営業を続けている老舗です。

セントラルの特徴は即日融資に対応している、という点です。当日14時までに申し込み受付が完了した場合、審査から融資まで最短で当日中に全てを完了させることが出来ます。

借入限度額は1~30万円(30万借りたら利息はいくら?)、30~100万円、100~300万円と3つのステージに分かれていますので、ご自身の利用目的や利用希望額に合わせた契約が可能です。

申込から融資まで全てインターネット上で完結出来ますので時間がない方や、書類が自宅に届いてほしくない方にもおすすめです。

中央リテール

中央リテールは、渋谷の道玄坂に会社を構える貸金業者です。ローンの1本化である「おまとめローン」に特化しているという特徴があります。

後で詳しく説明しますが、借金の返済に悩んでいる方はローンの一本化をぜひ検討してみて下さい。返済負担が軽減する可能性が十分にあります。

また、中央リテールは現在返済を滞納してしまっている人でも利用できます。「無担保おまとめローン」は500万円まで、「不動産担保ローン(おまとめ)」は3000万円まで、借りることが出来ます、ただしいずれのローンも、他ローンの一本化のために資金用途が限られていますので、その点は忘れないようにしましょう。

アロー

アローは即日キャッシングに強みを持つ中小消費者金融です。

アローの定番商品である「フリープラン」は利用限度額200万円、資金用途は原則自由、担保や保証人も必要なく、利用することが出来ます

スマートフォン上のアプリを使って申し込めば、郵送物は一切なく、手続きを完了させることが出来ます。また、実際に申し込みを行う前に、公式ホームページ上に掲載されている「カンタン診断」を使えば最短3秒で、自分が審査に通りそうかどうか確認することが出来ます。

毎月の返済シミュレーションも事前にすることが出来ますし、他の金融機関で中々お金が借りられない人は申込だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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超絶ブラックでも借りたい時の対策

もしご自身がブラック状態に陥り、なんとか状況を改善したいと考えているのであれば、方法は3つあります。

  • ローンの一本化
  • 過払い金の相談
  • 債務整理

返済のためにむやみに借入を増やすことは良い方法ではありません。いくつもローンを抱えている場合、ローンの一本化(おまとめ)を検討しましょう。ローンをまとめれば、返済利息は減りますし、管理もしやすくなります。

過払い金がある可能性がありますので、弁護士に相談しておくと良いでしょう。弁護士に任せれば、過払い金の調査から返還まで全て代理して行ってくれます。

また、これ以上返済出来ないというのであれば、債務整理を検討しましょう。債務整理をすると信用情報に記録されてしまいますが、返済額を減らしたり、返済期間を調整したり、法的に借金問題を解決してくれます。

借りるよりまずは返済を優先、おまとめや一本化ができないか検討

現在ブラックに陥っている人は、まず借りるよりもローンをまとめることを検討しましょう。

なぜこのようなことを言うかというと、ブラックになりながらもお金を借りようとする人は、滞納した債務を借入金で返済しようとするケースが非常に多いからです。また、既にいくつかの金融機関から借入をしてしまっている、というケースもあります。

複数の債務を同時に返そうとすると、返済負担は大きくなります。何故かというと、基本的にカードローンでは借入金額が多いほど利子は低く、借入金額が少ないほど利子は高くなる傾向にあるからです。

そのためローンのおまとめや一本化をすることをおすすめします。ローンをまとめてしまえば、借入金額は変わらなくとも、利子は少なくすることが出来ます

借入をし続けて問題を先延ばしにするのではなく、先のことも考えて返済を優先させましょう。

過払い金がないか弁護士に相談し調べてもらう

また、過払い金がないかどうか確認することも大事です。複数の金融機関に返済をしていると、どの会社にいくら返済したか、細かいところまで自分自身で管理できなくなってきます。会社によっては、余分に返済をしてしまっても、その事実は教えてくれずにそのまま取られてしまうことも多々あります。

こういったことを防ぐために、弁護士に相談をして調べてもらってください。弁護士は法律のプロです。過払い金があるかどうか調べるだけでなく、返還まで全て代わりにやってくれます。もし過払い金がある場合、返還請求をするだけでその会社からは取立てを一時的に停止させることもできるのです。

債務整理をすることも検討する

自分では返済しきれないと判断したら、債務整理をすることも視野に入れて行動しましょう。

債務整理とは、債務(つまり借金)を返せなくなったことを認め、法的に借金問題を解決する方法を指します。認められれば、債務を減らしたり、返済期間を延長させたりすることが出来ます。

債務整理を相談する場合は公的な機関である「法テラス」や「国民生活センター」など、もしくは民間の弁護士事務所を利用すると良いでしょう。

ただし、債務整理をすると信用情報に記録され、ブラック入りしてしまいますので、その点は注意が必要です。

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本当に本当にどこからもお金を借りられない時のお金を作る手段

以上で紹介してきた方法を試しても、どこからもお金を借りられないのであれば、以下の手段をやってみて下さい。

  • リサイクルショップで不用品を売る
  • ネットで不用品を売る
  • アルバイトや副業で稼ぐ

リサイクルショップはその場で買取が成立するため、すぐにお金を手に入れることが出来ます。対して、フリマアプリやオークションなどでは、自分で値段設定が出来ることが魅力です。

また時間に余裕があるならアルバイトや副業をして収入を増やしましょう。アルバイトを掛け持ちしたり、日雇いで働いたりとお金を稼ぐ手段はたくさんあります。現在正社員で働いている方は副業がOKか確認してからにした方が良いでしょう。

家にある使わない物をリサイクル店で買い取ってもらう

家に不要品があれば、売ってしまいましょう。売る方法はリサイクルショップもしくはインターネット上のサイトの2つがありますが、ここではリサイクルショップについて紹介します。

リサイクルショップでモノを売る利点は主に2つあります。

1つ目はすぐに買取が成立するということです。ネットであれば買い手が見つかるまで売れませんが、リサイクルショップであればその場で査定を行い、買取が成立します。業者の中には高額な金額でもその場で現金化してくれるところもあります。また、買取方法も店頭だけでなく、郵送や自宅への集荷もあります。

2つ目は査定力です。買取査定を行うのはプロの鑑定士です。素人同士が取引を行うインターネットとは異なり、リサイクルショップでは現物をプロが鑑定してくれます。高級ブランド品や宝石類などは模造品が出回ったり、素人では査定が難しいこともありますが、リサイクルショップではこういった不安は一切必要ありません。

ネットでフリマアプリやオークションを使って売る

では次にインターネット上でフリマアプリやオークションを利用して売ることについて紹介します。

フリマアプリやオークションがリサイクルショップと異なる点は、自分自身で値段を設定できるということです。リサイクルショップはどうしても相手が出した金額の前後でしか売ることが出来ません。しかしフリマアプリやオークションであれば自分で好きな金額を設定できます。リサイクルショップでは買取が成立しなかったものも、思わぬ金額で売れる可能性があるのです。

アルバイトや副業をして稼ぐ

また、何かしら仕事をして稼ぐことも良いでしょう。現在仕事がない人はもちろんのこと、サラリーマンやOLといった本業がある人でも副業をすれば収入を増やすことはできます

アルバイトであれば最短で面接をした当日から雇ってもらえるでしょう。多く稼ぎたければシフトにたくさん入れば良いですし、掛け持ちをすることも出来ます。給料は月末締め翌月払いの会社が多いかと思いますが、日雇いなどでは当日に現金で渡してくれます。

インターネットなどを利用すれば、本業を掛け持ちして、いつでもどこでも副業をすることが出来るでしょう。ただし、公務員など勤め先によっては副業を認めていないところも多くありますので事前に確認しておきましょう。

この記事の監修ファイナンシャル・プランナー
新井 智美
公式HP 新井智美オフィシャルウェブサイト|トータルマネーコンサルタント
備考 日本FP協会
資格 ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
新井智美公式ブログ ブログ: 新井智美
新井智美公式Instagram @marron0213

 

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この記事の監修者 山口みき
自己紹介 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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