条件別でお金を借りる

100万円借りる方法!どうしても必要な時におすすめの借り方や金利・審査時の注意点等

1万~10万円ほどの少額融資であれば、借り入れ方法は多くあるものです。

ですが100万円となれば、いかがでしょうか。借り入れ方法はあるものの、条件が厳しく、誰もが今すぐに借りられる金額ではないといえます。加えて金利や月々の返済額など、気になる点も多いことでしょう。

こちらではそういった疑問点を解消しつつ、100万円借りる方法おすすめの借り方注意点などについてご紹介していきます。 (関連:お金を借りる即日なら)

このページの要約点
  • 100万円を借りるには、最低でも300万円以上の年収が必要
  • 100万円の借り入れ契約では、本人確認書類に加え収入証明書が必要
  • 利息制限法により、100万円の上限金利は15%
  • 初回契約のカードローンで限度額100万円は難しい
  • 100万円借りる為に短期間で複数社の申込はNG
  • 目的別ローンで100万円を低金利に借りられる
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<審査通過に成功するコツ>虚偽(ウソ)は書かない ②免許証等の提出書類の添付忘れ ③限度額設定は必要な分だけ ※ブラックは申込・借入不可
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【目次】このページ先読み

100万円借りる方法

100万円を借りる可能性が高い方法では、以下に挙げた借り方が考えられます。

100万円借りる方法
  1. 銀行や信用金庫、ろうきんなどの金融機関
  2. 信販会社や消費者金融などの金融業者
  3. 金融機関・業者の不動産担保ローン
  4. クレジットカードのキャッシング枠
  5. 公的融資制度
  6. 生命保険の契約者貸付制度
  7. 勤務先の従業員貸付制度
  8. 質屋でお金を借りる
  9. 親や友人・知人から借りる

ですがそれぞれにメリット・デメリットがある上、最適な方法も個人により違ってきます。返済シミュレーションも行いながら、正しい選択をすることが大切です。

①銀行や信用金庫、ろうきん等の金融機関

メガバンクはもちろんのこと地方銀行やネット銀行など、銀行は各地域に多くあります。それぞれにローン商品も多く準備されており、数百万円以上の高額な上限額設定であることが一般的

つまり銀行で100万円を借りるケースは珍しいことではないといえます。また、比較的低金利で借りられることも、銀行ローンの大きな魅力です。

また銀行では、定期預金・定期貯金を担保に自動貸付も提供されています。

預金の不足金額をバックアップするサービスであり、一度に100万円の融資が受けられるわけではありません。銀行により違いはありますが、一般的に定期預貯金の90%以内、最高で200万~400万円ほどの自動融資が可能です。(関連:郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法※自動貸付のデメリット等も解説)

そして信用金庫や信用組合に加え(信用金庫と信用組合のランキング)、ろうきん、JAなど地域密着型の金融機関も、銀行ローン商品と似通った商品を提供しています。低金利でおすすめですが、100万円を借りるには、条件や審査の厳しさが特徴として挙げられるため要注意

②信販会社や消費者金融等の金融業者

信販会社や消費者金融といった金融業者が提供しているカードローンも、高額融資に利用しやすい方法となっています。

最高限度額が500万~800万円のところが多く、比較的銀行より審査が緩めで、100万円の借り入れも可能性ありといえます。しかも、大手消費者金融など即日融資を行っているところもあり、急ぎの人にはおすすめの方法でしょう。無利息期間サービスを行っているところを利用すると、お得な借り入れ方法ともいえるかもしれません。

ですが問題は、初回契約で100万円が可能かどうかという点です。総量規制をベースとすれば、100万円の借り入れには最低でも300万円以上の年収が必要となります。

しかも、基本的に無担保・保証人不要でのカードローンでは、初回融資に対し慎重かつ厳重な審査を行っています初回契約では限度額が50万円以内に設定されるケースがほとんど。その後に利用実績を経て100万円へと増額されることが一般的です。

もちろん高年収で良好な信用情報を備えた人であれば、初回契約で限度額が100万円となる可能性もありますが、とても稀です。

③金融機関・業者の不動産担保ローン

持ち家や土地といった不動産を担保として融資を受けるローン商品の不動産担保ローンは、大口借り入れを低金利で行えます。借入金額を100万円以上からとしているところが多く、100万円の借り入れにも利用可能です。

また、不動産担保ローンよりも金利が高いローンを対象に、おまとめローンとしても利用できます。事業用資金としても利用可能な不動産担保ローン商品もあります。

ただし融資までの時間が長いこと、住宅ローン残高により利用不可になるケースありなど、注意すべき点も多くありますまた各機関・業者により金額設定は違いますが、事務手数料がかかることも覚えておきましょう。

④クレジットカードのキャッシング枠

100万円の限度額であるキャッシング機能付きのクレジットカードを既にお持ちの人は、その利用も可能でしょう。

ただし、100万円が限度額であるショッピング枠のクレジットカードであれば、一般的にキャッシング枠は10万~50万ほど。クレジットカード1枚で100万円をキャッシングするのは、かなり稀なケースといえます。

⑤公的融資制度

失業者や高齢者、障害者、子供の教育費が必要な人などには、公的融資制度の利用が先決です。条件を満たしていれば、超低金利で100万円の借り入れも可能です。

⑥生命保険の契約者貸付制度

積立タイプの生命保険に加入している人が、その解約返戻金を担保として保険会社からお金を借りる契約者貸付制度。審査なしということから、即日対応の保険会社もあります。

カードローンなどに比べて低金利で借りられ、対象となる保険に加入中の人には、おすすめの方法です。借りられる金額は、今まで保険にかけていた金額の7~8割。なので、保険契約期間、金額によっては100万円に満たないことも考えられます。

詳細は保険会社や契約の保険によっても違いがあるため、まずは契約している保険会社へお問い合わせ下さい。

⑦勤務先の従業員貸付制度

会社によっては、従業員を金銭トラブルなどから守る目的で、福利厚生の一環として従業員貸付制度を設けているところが増えています。

会社の規定により違いますが、限度額としては最大100万円前後に設定しているところが多く、100万円融資も可能性あり。規定は会社ごとに違っていますから、まずは勤務先に問い合わせてみましょう。

⑧質屋でお金を借りる

質屋審査なしで最短即日融資を可能としている借り入れ方法です。

ですが一般的に質屋での借入額は、担保物品における買取価格の70~80%が相場。つまり100万円を借りたい場合には、143万円以上もの買取価格となる物品を担保として用意しなくてはいけません。また金利は月利0.95~8%が一般的であり、質屋は100万円といった高額融資ではなく、少額融資や短期借り入れ向きです

担保にする高額物品をお持ちの人で審査なしの借り入れを希望であれば、100万円融資に試してみるのもいいかもしれません。

⑨親や友人・知人から借りる

親や友人・知人から100万円を借りるには、相当の覚悟が必要ではないでしょうか。100万円が必要である理由や頼み方には十分に注意したいものです。

100万円を借りる理由としては、車・住宅の購入費用やキャリアアップの学校費用や留学費用、結婚資金などが考えられます。子供のためと親なら貸してくれる可能性は高いでしょう。ですが友人・知人、出資者などとなれば、日頃からの関係性によるかもしれません。

注意しなくてはいけない点として、個人から1年間に合計110万円を超える額を借りた場合、贈与税の対象となること。「100万円なら大丈夫」とその時点ではいえますが、後にまた個人から借り入れた場合、合計額が110万円を超えることも考えられます。

そういったことも踏まえ、相手との関係性を良好に保つためにも、借用書や金利設定などをしっかりとしておくことが大切です。

100万円借りる際の審査など注意点

少額融資とは違い100万円を借りるには、申し込み以前から細やかな点に注意しなくてはいけません。

こちらではそんな注意点についてまとめてみました。

借入総額は年収の1/3までの「総量規制」

基本中の基本ですが、過剰融資の防止策として法で定められている「総量規制」により、借入総額は年収の1/3までとなっています。つまり100万円を借りたい人は、最低でも300万円以上の年収が必要なのです。

とはいえ、年収が300万円以上だから100万円を借りられる、というわけではありません。あくまでも審査通過への最低条件の一つ、ということです。

ちなみにこの総量規制は、貸金業法のルールとなっています。(参考:日本貸金業協会「貸金業法について」)総量規制対象外のケースを除き、消費者金融を含めた貸金業者は、この総量規制を厳守する必要があります。総量規制を無視した貸付を行う業者は、行政処分が科されることになります。逆にいえば、総量規制を厳守しない貸金業者は違法業者・闇金の可能性が考えられ、要注意です。

そして基本的に銀行は総量規制の対象外とされています。(参考:金融庁「貸金業法Q&A」)ですが過去に過剰貸付を指摘されたことから、銀行といったほとんどの金融機関でも自主規制を実施しています。(参考:金融庁「銀行カードローンの実態調査結果について」)

金融機関によっては店舗へ出向く必要あり

近年、多くの金融機関・業者が融資まで来店不要のWEB完結スマホアプリ利用のスピーディな借り入れサービスを提供しています。

ですが銀行など金融機関の中には、新規で100万円以上のローンを申し込む際、直接店舗へ出向かなくてはいけないケースもあります。

各ローン商品の申し込み条件に注意

各金融機関・業者のローン商品では、細やかな申し込み条件が設定されています。

例えば地域密着型の金融機関や業者なら、エリアによって「地域在住者」や「地域勤務者」などの条件があることも。申し込む前に電話をするか公式サイトなどで確認をしておくことが大切です。

そして、年齢制限にも要注意。

融資では年齢制限の設定が原則です。基本的に下限年齢は20歳以上であることとされています。未成年の契約は、親権者により法的な取り消しが可能とされているため、金融機関・業者は融資を行いませんまた有担保・保証人のローン商品以外では、上限年齢も制限されているケースがほとんどです。(消費者金融で年齢は何歳から何歳まで借りられる?カードローンの年齢制限等解説)

退職後の高齢者は年金収入であることが一般的ですが、給付金ということから金融業者では収入として認めていないことが多々。また健康面においても将来的な問題が考えられやすく、完済時の年齢を65~70歳ほどとしているケースが多くあるのです。

特に100万円の融資では、長期返済となりやすいため、申し込み時点で60歳以上であれば、完済時の年齢も意識すべきでしょう。

金融機関・業者や商品により提出書類等違いあり

100万円の借り入れには、本人確認書類はもちろんのこと、収入証明書類も必要となります。

そして目的別ローンなどローン商品によっては、資金使途の証明書類といった追加書類も必要になる場合があります。

また銀行やJAバンク、ろうきんなど契約で印鑑が必要となるケースも。

必要書類など1つでも不足していると、融資が受けられなくなってしまいます。申し込み前にかならず確認しておくようにしましょう。

限度額が100万円以上のローン商品を選択

当然のことですが、ローン商品により設定されている限度額は違ってきます。100万円に満たない限度額のローン商品もありますから、100万円を借りたい場合には要注意。

審査では収入の安定性等が重視される

100万円融資の申し込み完了となれば、審査が行われます。

審査内容・重要となる評価ポイントは金融機関・業者により違いますが、共通している点として以下の3つが挙げられます。

  • 申し込み時点での収入に高い安定性があるかどうか
  • 個人信用情報にて、延滞などの金融事故があるかどうか
  • 他社借入件数・総額

100万円を借りるということは、貸付側としても申込者の返済が長期化するであろうと理解しています。つまり、申込者が長期返済に十分な返済能力を持ち合わせているかどうかを見極めなくてはいけないのです。

申し込み時点で収入が不安定、過去に延滞歴など金融事故が繰り返されているとなれば、返済能力が不十分と判断されることに。結果、100万円の融資は難しいとなるでしょう。

借入希望額が大きいほど、審査は厳しくなると覚えておいて下さい。

また、他社借入の件数・総額にも要注意。既に複数から借り入れをしている、その借入総額が総量規制の範囲外であれば、100万円を借りることはできません。

審査前に注意したい審査通過へのポイント

100万円は高額融資ですから、過去に金融事故があれば審査にマイナス評価となることは確実です(お金を借りる時の審査はどこまで見られる?)。自身の信用情報について不安を感じる人は、まず開示請求を行い、その後のローン審査に影響がないかどうかをチェックしましょう。

また、利用をしていないカードローンがある場合は、解約をしておいたほうがいいでしょう。利用していなくても、いつでも借り入れが可能という状態の人には、金融機関・業者も高額貸付への高い信用度を持つことができません。利用していないカードローンを事前に解約しておくことが、審査に通過しやすいともいえるのです。ただし、解約後も信用情報の更新には数日から長くて2ヶ月ほどかかることもあります。100万円の借り入れを希望しているのなら、早めに不要なカードローンを解約しておきましょう。

そしてどの融資にもいえることですが、特に高額融資では金融機関・業者に信用してもらうことが重要です。収入証明書や社員証など安定した収入を証明する書類、信用証明に値する書類を準備しておくことは絶対です(収入証明書不要のカードローン)。加えて、店舗がある場合はネット完結よりも窓口へ直接出向くこともいいでしょう。ネット上ではなく直接対応してもらうことで、100万円融資を確実にするための改善策などアドバイスを受けることが可能です。

ATMで融資額100万円を受け取る場合は要注意

100万円を借りられるようになれば、その融資額は口座への振り込みがほとんどでしょう。

銀行などの金融機関であれば、指定の口座より100万円を引き出すことになりますが、ATMの限度額に注意が必要なのです。

ほとんどの場合、口座より引き出す限度額は1日で50万円と定められています。設定の変更をしなければ、一度に100万円を引き出すことができないことを覚えておきましょう。

一度に100万円を引き出す方法として、以下の方法を挙げておきます。

  • 融資額100万円が振り込まれた口座Aから50万円を引き出し、残額の50万円を口座Bへと振り込む方法。
  • 公式サイトなどにて引き出し限度額を増額できる金融機関があり、振り込み前にその設定変更を利用する方法。

 

100万借りた時の利息・金利について

こちらでは主に、利用者が多いカードローンで100万円を借りた時に発生する金利・利息についてご紹介していきます。

100万円を借りる時の金利とは?

元金における利息の割合「金利(利率)」は、各貸金業者が利息制限法で制定されている上限範囲内で決定しています。利息制限法第1条で決められている上限範囲内は以下の通り。

金利
元本10万円未満 年20%
元本10万円以上100万円未満 年18%
元本100万円以上 年15%

金利は元本をベースに決められていますから、100万円の借り入れで金利が年18%を超えている場合は、違法となるわけです。

また利息制限法第5条では、同貸金業者から別ローン商品を利用している場合の金利上限を、ローンの合算額より決定としています。

例えば、既に100万円を借り入れている業者で、カードローン10万円の契約をする場合を考えてみましょう。法律による上限金利では、10万円のカードローンには年18%となることに。ですが既に100万円の借り入れがありますから、トータル110万円、つまりカードローンの上限金利は年15%となるのです。

年利率による100万円利息計算

カードローンの利息計算は、借り入れ時~返済時の日数をベースに行います。しっかりとした返済計画のためにも、事前に計算をしておくことが大切です。

そして、年利での利息計算式は以下の通りです。

  • 借入金額(元金)✕金利(年利%)÷※365(日)✕借入期間(日)=利息

※うるう年は366日で計算します。
(お金を借りる時の金利(年利)や利息の計算方法)

ではこの計算式を使って、100万円を上限年利15%で借り入れした場合の単純な利息計算をしてみましょう。借り入れ日数を7日と30日で算出してみました。

  • 7日後に返済する場合の利息

100万円✕15%÷365日✕7日=2,876円(1円未満切り捨て)

  • 30日後に返済する場合の利息

100万円✕15%÷365日✕30日=1万2,328円(1円未満切り捨て)

カードローン金利・利息での注意点

100万円の借り入れで上限金利が法律に基づいた設定がされているかどうか、契約前に必ず確認しましょう。もし上限金利を超える利率でカードローンを取り扱っている貸金業者であれば、合法ではないため要注意です。

また、カードローンの返済額が計算式とは違う場合もあることを覚えておいて下さい。借入期間を左右する「起算日」の設定が、カードローン業者により違いがあるからです。カードローンの利息は、上記の計算式通り日割りで算出します。

そのために1日でも起算日が違うことで、返済額が大きく変動するのです。計算式によりある程度の返済シミュレーションはできますが、各窓口で確認するのもいいでしょう。

100万円を借りると月々のローンはいくら?

カードローンで100万円を借りる前に、しっかりと返済計画を立てることは重要です。100万円の利息計算を利用して、返済シミュレーションを行いましょう。

アイフルで借入額100万円の返済シミュレーション

こちらでは、アイフルで100万円を借りた場合の返済シミュレーションを例に挙げてみましょう。

100万円を上限金利の15.0%で借り入れた場合で、返済回数を24回、36回としてご紹介します。利息に加え月々の返済額もわかりますから、自身に適した返済計画が立てられます。

  • アイフル~100万円、年利15.0%
返済回数24回(2年)の場合 返済回数36回(3年)の場合
返済額1回分 4万9,000円 3万5,000円
利息総額 16万1,611円 24万4,741円
支払総額 116万1,611円 124万4,741円

※あくまでも一例であり、実際には返済額に違いが見られる場合があります。

余裕がある時に繰り上げ返済等を行う

当然ながら、月々の返済額を増やすと完済までの期間が短縮されることになり、支払総額もかなり減少します。低金利だからと最低返済額で返済を行うと、返済期間が長期に渡り、かえって返済額が増えてしまうことになるため要注意。

また、積極的に繰り上げ返済や一括返済も行いましょう(関連:30・50万円借りる方法!即日で今日借りたい時におすすめの借り方)

100万円は少額融資とは全く違います。場合によっては、カードローンの金利を下げるために、別カードローンへの借換も有効です。ただし借換には新規同様、他社借入があるという状態での審査を受ける必要があり、かなり厳しいことも覚えておきましょう。

また既にカードローンを複数持っている人には、おまとめローンの利用も一つの方法でしょう。借換とは違い、カードローンを解約する必要がありますが、返済先を1件にできます。金融機関・業者によっては、おまとめローンという名称ではなく、フリーローンなど別商品で同様に利用することが可能です。

複数社のカードローンの合計額が100万円以上である場合は特に、1社にまとめることで最大金利が15.0%となります。複数社の返済のために100万円が必要という人も、まずはおまとめをすることで、金利が下がる可能性があるのです。

今すぐ100万円必要の人におすすめの方法は?

では今日中に100万円を借りたい場合には、どのような方法があるのでしょうか。今すぐお金が必要な時の方法や注意点などをご解説していきます。

低金利の銀行カードローンは即日融資不可

利便性が高いカードローンでは、銀行系カードローンが低金利でお得といえます。ですが残念ながら、銀行カードローンは即日融資に対応していません。銀行では申込者について詳細をしっかりと確認する都合があり、審査結果に時間がかかります。

即日にこだわらなければ、銀行カードローンの金利は15%より低めのところが多く、限度額も高めでおすすめといえます。

即日融資なら大手消費者金融のカードローン

銀行カードローンとは違い、大手消費者金融のカードローンであれば、最短即日融資としています。

信販会社のカードローンでも稀に最短即日融資としているところもありますが、利便性を考えれば大手消費者金融がおすすめ。土日祝日にも対応しており、無利息期間サービスもほとんどの場合提供されています。

特に初回契約で10万~50万円ほどの希望限度額であれば、即日融資の可能性は高いといえます。

100万円即日で借りることは可能?

では、初回契約で100万円の希望限度額で即日融資は可能なのでしょうか?

結論から言いますと、かなり厳しいといえます。

個人であれ法人であれ、100万円という高額な貸し借りには、やはり「高い信用度」が求められます。大手消費者金融であっても、一度も貸したことがない申込者の信用性が確かめられないまま、100万円を貸すことに抵抗があるもの。なかなか難しいことを念頭に置いておきましょう。

ただし、申込者の属性や信用情報などによっては、100万円の即日融資も可能性ありです。例えば勤務先が優良企業で高収入、住宅ローンの有無、過去に高額融資を完済していることなどが挙げられます。

総量規制のこともあり100万円の限度額には、300万円以上の最低年収が理想ですが、実際にはさらなる高額収入が必要でしょう。

希望限度額を50万円以下にすると、その希望通りで即日融資の可能性は高まりますから、残りを他の方法で試すのもいいでしょう。生命保険の契約者貸付や従業員貸付、クレカのキャッシングや質屋、親などからの借り入れが最短即日融資の方法に挙げられます。

低金利で100万円借りる方法

100万円はやはり高額ですから、できる限り低金利での借り入れをしたいもの。こちらでは、100万円を低金利で借りる方法について、ご紹介していきます。

超低金利ローンは国の教育ローンなど公的融資制度

低所得世帯や高齢者世帯、ひとり親、求職者など申し込み条件を満たしている場合には、超低金利な公的融資制度がおすすめです。制度によっては限度額が100万円に達していない場合がありますが、無利子で借りられる制度もあり、是非ご確認を。

金融機関・業者などの平均金利を徹底比較

では、公的融資制度以外で金融機関・業者などから100万円を借りる時の平均金利を比較してみましょう。

※金利はあくまでも平均的な数字を挙げています。

平均金利
銀行フリーローン 5.0~14.0%
銀行カードローン 3.0~15.0%
消費者金融カードローン 3.0~15.0%
信販会社カードローン 4.4~15.0%
ろうきん 2.0~9.8%(エリア・店舗により差があり)
JAバンク(農協) 4.5~14.4%(エリア・店舗により差があり)
生命保険の契約者貸付制度 2.0~6.0%(各会社・商品により差があり)
従業員貸付制度 2.0~4.0%(各会社により差があり)
不動産担保ローン 1.0~9.0%(銀行系)、3.0~15.0%(ノンバンク系)

この比較からすれば、生命保険の契約者貸付や従業員貸付で100万円が借りられる場合、利用したほうがお得といえるでしょう。契約者貸付なら審査はありませんし、従業員貸付は社内審査のみで決定されますから、信用情報が不安な人にも安心です。

そして金融機関・業者を比較してみると、ろうきんが最も低い金利となっています。銀行など金融機関によっては、指定されている引き下げ条件を満たすことでさらに低金利な借り方も可能としており、おすすめです。

ただし、ろうきんやJAバンクといった営利目的ではない金融機関では、低金利の反面、申し込み条件がかなり限定されています。審査も厳しく、審査通過が難しいことに要注意です。

また、上記には入れていませんが、信用金庫のカードローンも低金利での借り入れにおすすめ。既に信用金庫を利用している人には、金利優遇があるかもしれませんから、お問い合わせてみるのもいいでしょう。ですが地域によって金利や限度額にかなりの差があり、限度額が100万円に達していないケースもあります。

とにかく金利重視なら、低金利な借り入れ方法を選択するのもいいでしょう。ですが、それぞれにメリット・デメリットがあり、個人によって最適な方法を選ぶことが先決です。

大手消費者金融カードローンなら無利息期間あり

銀行系カードローンでも、稀にキャンペーンなどで無利息期間を設定しているところがあります。大手消費者金融であれば、ほとんどの場合で無利息期間サービスが提供されています。

100万円の借り入れは高額融資ですから、無利息期間サービスを利用することで、かえってお得な借り方になる可能性もあります。

公務員が100万円を借りるには共済組合の貸付制度も低金利

公務員の人で借り入れたい100万円の資金使途が決まっているのなら、共済組合の貸付制度を利用することも検討しましょう。金利1.26%ほどの超低金利で借りられることが最大のメリットです。

ですがローンの種類によっては銀行やろうきんを利用したほうが低金利で借りられる場合もありますから、事前にご確認を。

また、遊行費や旅行代などでは共済組合の貸付制度が利用できませんから、その場合はろうきんのカードローンがおすすめといえます。

個人事業主・自営業者が100万円を借りる方法

そして個人事業主が資金調達として100万円を必要とする場合には、日本政策金融公庫や信用金庫などでの借り入れがおすすめ。

融資までに時間がかかることがデメリットとして挙げられますが、条件さえ合えば2.0%前後の金利で借り入れが可能です。

また、最低でも1年以上小規模共済に加入している経営者であれば、小規模企業共済の貸付制度を利用することも考えてみましょう。条件を満たしていることで、100万円の借り入れも可能です。

小規模企業共済の貸付制度は、積み立てた掛金よりお金を借りることになります。審査・保証人不要ということで、借りやすいことが大きなメリット。民間の金融機関・業者で他社借入があり、借り入れができない場合にも、小規模企業共済の貸付制度なら借り入れ可能です。

 

どうしても100万円必要な時の借り入れ方法

結婚資金や子供の学費など、どうしても100万円が必要な時は誰にでもあることです。貯金があればいいのですが、そうでない場合はやはり借り入れも視野に入れたいもの。(関連:お金借りることに罪悪感は不要だがあてにしすぎてもダメ)

ですが100万円の借り入れは、いつ誰もができるとは限らないのです。

使い道により目的別ローンを利用する

まず、どうしても100万円が必要という時には、ある程度その使途がわかっていることが多々。

結婚資金、車の購入費や住宅の頭金など、その資金使途に合う目的別ローンを検討してみましょう。金融機関によっては、目的別ローンにも様々な種類が用意されています。

例えば一言にブライダルローンといっても、金融機関によっては結婚式だけではなく新婚旅行にも利用可能としています。

自由な資金使途に適したカードローンは利便性も高いものですが、基本的に目的別ローンの方が低金利で借りられます。10万円以下の少額融資とは違い、100万円を借りる場合、返済期間が長期に渡ることがほとんど。その場合、金利が少しの差であっても、利息には大きな差が発生します。

まずは具体的な借り入れ理由を考え直し、その目的に最適な低金利のローン商品を探してみることから始めましょう。

様々な借り入れ方法を試して合算

上記で様々な借り入れ方法を挙げていますが、審査がない借り入れ方法公的融資制度でできる限り高い額を借り入れます。

その後残額をカードローンや目的別ローンなどで借りる、という方法で、合算100万円を借りることも可能でしょう。最終的にどうしても必要な残額は、その金額によってローン商品を選ぶより親や友人・知人から借り入れしやすいかもしれません。

借りれないかもという不安から複数社の申し込みはOK?

目的別ローンよりもカードローンのほうが審査の通過率が高めということで、カードローンを2社以上申し込むという方法もあります。

ですが正直なところ、審査通過への攻略法とはいえないもの。特に100万円という高額では、2社を申し込んでも50万円ずつの限度額が必要となりますが、希望通りにいくとは限りません。そのことも見込んで3社以上を短期間に申し込んでしまうと、個人信用情報にその申し込み履歴が6ヶ月間保存されることに。

それならまた半年後に申し込みをと感じるかもしれませんが、信用情報以外で、カードローン提供先では独自記録も保有しています。提供先によっては、申し込み履歴や返済情報などを半永久的に保有しているところもあります。つまり繰り返し申し込み・滞納をしたなどのネガティヴな利用状況があった会社では、その後も審査通過は困難といえるのです。

年収が十分であっても、初回の契約で借入限度額は希望通りにいくとは限りません。少額融資ならまだしも、限度額を合算して100万円にする場合は、3社以上を申し込む人もいることでしょう。もちろん、3社とも審査通過となる可能性もないとはいえません。

ですが結局はデメリットのほうが多くあるということも覚えておいて下さい。

また複数社を申し込む際に、保証会社をチェックして別の借入先を選ぶ、という方法もよく耳にします。銀行系カードローンでは保証会社を利用しているケースがほとんどで、保証会社は他カードローン会社にも関わっていることが多々。

つまり保証会社が別々となっているカードローン提供先を利用すれば、審査通過の確率が高まるように感じるのです。ですが実際には、審査基準が非公開ということで、有効的な方法かどうかは断言できない状況です。

カードローンはできる限り1社にしぼることが無難です。その限度額が100万円に達しなかった場合、不足分は他の方法で補うことを考えましょう。また1社にしぼったカードローンでは、ポジティヴな利用状況などを経て、将来的に限度額の増額も可能です。

ブラックの人でも100万円かりられるところは?

自身がブラックであっても、100万円をどうしても借りたいという時もあるでしょう。

その場合はまず、加入している生命保険が契約者貸付制度の対象であるかどうかを確かめてみましょう。契約者貸付制度は審査なしで借り入れができますし、保険会社によっては即日融資も可能としています。加入している生命保険によっては、100万円が借りられる可能性もあります。対象となる生命保険をお持ちの人は、生命保険会社にお問い合わせをおすすめします。

他に、勤務先で従業員貸付制度が導入されていれば、会社の規定にもよりますが100万円を借り入れできる場合もあります。

また、自身がブラックだと思いこんでいるだけではないか、その可能性も確かめてみましょう。数件程度の借入があることで、ブラックと思い込んでいる人も少なくないようです。自身がブラックかどうかを、まず確かめることも大切です。

上記3つの信用情報機関で開示請求を行い、自身の登録状況を確認してみましょう。開示手続きにおける手数料や必要書類など方法については、各公式サイトにて確認可能です。

そして、大手と比べて審査が緩めの中小消費者金融を利用することも一つの方法です。闇金などの違法業者ではない、貸金業協会の登録業者、正規の中小消費者金融を選びましょう。

もちろん100万円は高額融資ですから、必ず借りられるとは限りません。借りられるだけを借りて、他は審査がない他の方法から借りるという手段もあります。

ですが、ブラックでどこからも借りられないからと、闇金などから借り入れることは絶対にしないで下さい。それよりもまず、節約や持ち物を売る、債務整理などで借金をクリアにすることを検討しましょう。

学生が100万円借りる方法とは

学生であっても、様々な事情から100万円という高額融資が必要となる時もあります。特に近年、東京私大教連の調査結果では、学生における保護者からの平均仕送り額が減少の傾向にあるとされています。(参考:東京私大教連「私立大学新入生の家計負担調査」)

ということで、こちらではどうしても100万円を借りたいという学生に、おすすめの方法などをご紹介していきます。

学費などのために学生がお金を借りる方法

お金を借りる方法は多く考えられますが、学生の借り入れとなれば、年齢や年収などから方法も絞られてきます。(関連:学生がお金を借りる方法はどこがいい?デメリットや注意点・親にバレない借入先等解説)その方法とは、以下の通り。

学生がお金を借りる方法
  • 奨学金制度
  • 学生ローン
  • 銀行など金融機関のカードローン
  • 消費者金融カードローン
  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 銀行の預金担保貸付
  • 質屋を利用する
  • 親や知人から借りる

ですが100万円の高額融資となると、なかなか難しくなることが事実。事前に詳しい条件や自身の資金使途に適した方法を選択することが大切です。

学生が学費として100万円を借りる場合

学生が学費で100万円を借りたいという場合には、どの方法よりもまずは奨学金制度の利用を検討することがおすすめです。

奨学金以外の方法では、基本的に総量規制がネックとなるため、特に収入がない学生にとって100万円の高額融資は難問です。ですが奨学金であれば、アルバイトといった収入を得ていない学生でも、入学・進学などに関連したお金を借りることが可能です。

奨学金といえば日本学生支援機構が有名です。金利は年率3%を上限と設定されていますが、現在のところ1%前後が一般的で、お得に借りられます。

もちろん他にも自治体や民間団体などで、多くの奨学金制度が準備されています。基本的にお金を借りる「貸与型」と返済不要の「給付金」に分類され、貸与型では、有利息だけではなく無利息の奨学金もあります。条件さえ満たされていれば、無利息・有利息ともに申し込むのもいいでしょう。

ただし奨学金の多くは、100万円を一度に借りるのではなく、月々に決められた金額が振り込まれるもの。また、奨学金制度により申し込み時期も様々で、いつでも申し込み可能というわけではありません。卒業後の返済が長期化するなど他にもデメリットがあります。自身に最適な奨学金制度の選択と、十分な返済計画を立てることに注意しましょう。

バイトしてない学生が100万円を借りることは可能?

バイトしていない学生がお金を借りることは、残念ながら100万円どころか金融機関・業者からお金を借りることは不可能です。金融機関・業者では、総量規制をベースに返済能力がある人への貸付を行っているからです。

ただし申込み条件さえ満たせていれば、奨学金制度を利用することは可能です。

18歳以上であれば質屋も利用できますが、100万円融資には買取価格が143万円以上となる担保物品が必要となります。

高校生を含めた未成年の学生が100万円借りるには?

高校生がお金を借りる方法といえば、家族用クレジットカードのキャッシング枠や質屋などが挙げられます。ですが100万円という高額融資にはどちらも適しておらず、修学関連なら奨学金制度を、それ以外は親や友人を頼る方法でしょう。一部の学生ローンでは、年齢制限を18歳以上とはしていますが、高卒以上であることも条件に含まれています。

未成年の大学生でアルバイトによる安定収入があれば、学生ローンか本人名義のクレジットカード・キャッシング枠の利用がメイン。

クレジットカードは、18歳以上で親の同意を条件に申し込み可能としているところが多くあります。

ただし結局のところ、未成年の学生が100万円を借りるのは、なかなか困難といえます。

無職の学生でも内定者ローンで限度額100万円は可能?

就職内定者であれば、内定者ローン(内定者向けローン、内定者応援ローンなど)を利用することも可能です。

特に地方銀行やろうきんなどが提供しているローンであり、平均年利は2~3%前後となっています。

限度額は30~50万円設定のところが多いものの、100万円以内のところもあるため、条件により100万円の借り入れも可能。

例えば、長野ろうきんの就職内定者向けローンの詳細を見てみましょう。

金利 変動金利は年2.50%、固定金利は年3.00%、ただし別途保証料の負担あり
融資限度額 10万円以上100万円以内
返済期間 6ヶ月以上10年以内(初任給までは最長6ヶ月間で元金据置制度を利用可能)
利用条件 長野県在住者、もしくは県内に本社・事業所を置く企業からの就職内定者(新卒)、融資実行時で満18歳以上満30歳未満の人など
資金使途 利用者の生活関連費用(新生活への家電購入費用、引越し費用など)、免許取得や車両購入費などの車関連資金、借換資金など
担保・保証人 原則として担保不要、SMBCファイナンスサービス㈱の保証を利用する必要あり、また連帯保証人が必要となるケースありなど

もちろん審査がありますから、クレカの延滞など信用情報で問題が全くなければ、無職でも100万円を借りられる可能性ありです。(バイトしていない学生がお金を借りる方法はある?無職・無収入でお金がない時に借りれるローンは無い理由等解説)

ただ細やかな条件があるため、申し込みを検討中の人は、金融機関が設定している条件に合うかどうかを事前に確かめておきましょう。

アルバイト学生には金融機関・業者のカードローン

以下に挙げる学生ローンも一つですが、アルバイト収入がある20歳以上の学生は、金融機関・業者のカードローンも申し込み可能。

問題は、学生アルバイトだけの収入では100万円を借りることは難しいということです。総量規制を考えると、100万円融資には最低でも300万円以上の年収が必要です。

奨学金やカードローンなどで借り、残額は親に国の教育ローンを借りてもらう、親から直接借りるという方法も検討しましょう。

 

学生ローンで100万円を借りるには?

学生でお金が必要という時には、まず奨学金制度の利用がおすすめです。とはいえ、奨学金制度は申し込み時期が限られていることがほとんど。

ということで、いつでも申し込みを可能としている学生ローンもおすすめなのですが、100万円を借りることはできるのでしょうか。

おすすめ学生ローンの金利について

ではここで、おすすめの学生ローンでの最大限度額と金利をチェックしてみましょう。

金利(年利) 最大限度額 特徴
学生ローン カレッヂ 17.0% 50万円 利用者が多い、最短即日融資、セブン銀行ATM利用可能
学生ローン マルイ 15.0~17.0% 50万円 親の承認不要、最短20分審査
学生ローン イー・キャンパス 14.5~16.5% 50万円 低金利で比較的審査は厳しめ
アミーゴ 14.4~16.8% 50万円 20歳以上限定、審査厳しめ
ヤングローンCampus 14.4~16.8% 50万円 金利が15.6%まで引き下がるレディースローンあり
学生ローンの友林堂 12.0~16.8% 30万円 用途限定で最大限度額が50万円まで引き上げ

借入額50万円で一般的なカードローンの上限金利は18.0%ですから、金利的には、大手消費者金融より少しだけ低いというところ。

学生ローン審査での注意点

学生ローンの審査は、銀行カードローンよりも緩めとはいえ、やはり以下の点が重要視されています。

  • 安定収入があるかどうか…親からの仕送りは含まず、継続してアルバイト収入を得ていることがポイントです。最低でもアルバイト収入は、5~8万円/月が理想です。10万円/月もあれば、審査通過がしやすくなるといえます。そしてアルバイトの勤続期間も3ヶ月以上が理想的。
  • 高卒以上の学生かどうか…学生ローンの中には、20歳以上に限定しているところもあります。18歳以上が多いとはいえ、大学生など高卒以上の学生であることが条件です。
  • 適切な資金使途であるかどうか…正直に回答することが大切です。(関連:お金借りる時に嘘はバレる)問題がない資金使途といえば学費や旅行費、資格取得費、引越し費用など。投資やギャンブル目的、海外留学などは不可となっています。(関連:お金を借りるのは病気?)また教科書費用が目的とすると、後に領収書を提出しなければいけないこともありますから、必ず領収書を残しておきましょう。

学生ローンで学生が100万円借りるには?

学生ローンは学生向けのローンであり、大学生が多く集まる地域でよく見られます。銀行カードローンよりも審査通過しやすく、アルバイト収入があまり多くなくても利用できる点が大きなメリット。

ですが、初回の借り入れはほとんどが5~10万円程度という限度額の低さがデメリットとなっています。申込者の事情に合わせた柔軟な対応をしてくれるケースもあり、最大限度額を50万円としているところが多々。となれば2社を申し込んで限度額50万ずつにする、と考えるかもしれません。とはいえ審査通過が確実とは言い切れず、限度額に関しては初回契約で50万円になることはほぼ無理でしょう。申し込みブラックになることを避けるためにも、おすすめはできない方法です。

100万円を学生ローンだけで借りることは、かなり困難といえるでしょう。

学生で今日中にお金が必要という場合

20歳以上でアルバイト収入が比較的多くある人であれば、大手消費者金融のカードローンを申し込むほうがいいかもしれません。100万円は難しいとしても、利便性の高さに加え無利息期間サービスを提供しているところもあり、お得な借り入れといえるでしょう。

カードローンで借りられるだけを借りて、残額は他の方法に頼ることも一つの方法です。借り入れとはまた違いますが、アルバイト先で給料の前借りを頼むことも最終的に検討してみましょう。(給料前借りアプリ・サービス)

 

未成年が親にバレずに100万円借りることは可能?

未成年が契約をする行為は、民法にて制限されています。そのため、未成年は原則として金融機関・業者からお金を借りることはできません。

では、未成年が100万円を借りる方法はあるのでしょうか?

18・19歳の未成年で社会人ならお金借りることは可能?

未成年であっても、何かとお金が必要になることはあります。特に社会人であれば定期的な収入を得ているということもあり、総量規制に基づいた借り入れができるはず。そして未成年であれ既婚者なら、法律上では成年扱いになるのです。

ですが、金融機関・業者は利用対象者を20歳以上としているため、100万円どころか借り入れはできないことが原則です。

ろうきんカードローンなら親の同意ありで未成年も対象

とはいえ、ろうきんカードローンなら下限年齢を18歳以上としているので、親の同意さえあれば申し込み可能です。最大融資額も500万円と高く、資金使途も自由を原則としており、低金利のカードローンで利便性抜群。

ただし、ろうきんでの借り入れには、勤務先が加入している、出資をした個人会員であるなどの細やかな条件が設定されています。また、以下の条件もクリアしておかなくてはいけません。

  • 年収150万円以上
  • 同一勤務先にて給与を1年以上得ていること
  • 自営業の人は安定収入が3年以上あること

申し込みから融資までにかかる時間が3週間ほどかかるというデメリットがあります。また、新規で100万円を借りることは難しいかもしれません。ですが、良好な信用情報を保つことで、増額をしていくことは可能です。

もちろん、ろうきんは地域や所属団体などにより条件にも違いがあるため、まずは事前にご確認を。

今日中に100万円が必要~未成年の即日融資

未成年の学生であれば、学生ローンで即日融資に対応しているところがあります。また社会人でも利用できる学生ローンもあり、業者ではカレッヂなら親の同意なしで利用可能としています。ですが限度額は10万円まで

未成年がローンで一度に100万円を借りることはかなり難しいといえるでしょう。

キャッシング枠付きの家族用クレジットカードをお持ちで、キャッシング枠の限度額が100万円であれば、利用することが可能です。

新規のクレジットカードでは最短即日融資としているところも稀にあります。未成年でも親の同意さえあれば、18歳から作ることは可能ですが、キャッシング枠の限度額は10万円程度となる可能性大。

また質屋なら高校生以外の未成年も対象者ですから、最短即日融資で借りることは可能です。ですが100万円融資には高額な担保物品が必要となります。

ゆうちょ銀行等で未成年に融資可能?

ゆうちょ銀行など銀行で定期預貯金をお持ちの人なら、担保自動貸付を利用することも可能です。定期預貯金の額によっては、100万円の自動融資も可能でしょう。担保となる定期預貯金が必要であり、審査なしで借りられる便利な方法です。

ただし、普通口座などで不足している場合に自動で融資が受けられる方法です。100万円を一度に借りられる方法ではないことを覚えておいて下さい。

未成年がどうしても100万円が必要の場合

社会人であっても、未成年が100万円を借り入れることはなかなか難しいもの。自動貸付やろうきんカードローン、クレジットカードのキャッシング枠に加え、質屋での少額融資など合算しても困難かもしれません。

その場合、残額を親に頼みこむことも検討すべきでしょう。

 

専業主婦(主夫)や無職の人が100万借りたい時の方法

専業主婦(主夫)や失業中の人、ニートなど無職の人でもお金が必要という時はあるものです。ですが100万という高額融資を可能とする方法はあるのでしょうか。

無職でも今すぐお金が必要な時には?

まずは生命保険の契約者貸付制度や質入れを考えてみましょう。どちらも審査がなく最短即日融資としているところもあります。ただし、加入中の生命保険が100万円の融資可能対象であるかどうか、質屋への担保物品が100万円融資に値するかどうかがキーです。

キャッシング枠付きの家族用クレジットカードをお持ちであれば、利用することも可能です。ですが、当然ながらキャッシング枠の限度額が100万円であることが条件です。

また、勤務先がなくても不動産収入やネットビジネスなどで定期収入がある場合、カードローン利用の可能性があります。大手消費者金融であれば最短即日融資としていますし、無利息期間サービスが提供されていれば、お得に100万円を借りられるかも。

ただしカードローン審査では、安定した事業収入の証明として、確定申告書の提出が求められます。つまり確定申告を未提出の人、事業収入を得ている期間が1年未満の人は、カードローンの利用は不可能です。

他に100万円をニート・無職でも借りれるところ

安定した継続収入を得ている配偶者を持つ専業主婦(主夫)であれば、配偶者貸付を提供している金融機関・業者の利用も可。

ただし100万円を借りるためには、配偶者に少なくとも300万円以上の年収が求められます。そして、金融機関・業者によっては、限度額を100万円より低く設定しているところもあるので、申し込み前に確認しましょう。

また、条件さえ満たされていれば、超低金利で借りられる公的融資制度もおすすめ。生活支援ほか、失業者の就職サポートなども行われています。100万円を借りられる制度もありますから、申し込み可能かどうかをまずはチェックしてみましょう。

年金受給者の場合は、年金担保融資も利用可能です。ただし、年金担保融資は令和4年3月までで申込受付終了としていることに要注意。そして年金のみが生活費そのものであり、その上で生活費が不足しているという人には、将来的な返済が難しく、利用のおすすめはできません。その場合最終手段と考え、まずは親戚や知人に100万円を貸してもらうことを検討してみましょう。

その他100万円借りる方法

他に、個人の状況に合わせた100万円を借りる方法をまとめてみました。

パート主婦(主夫)やフリーターが100万円借りるには

フリーターやパート主婦(主夫)、アルバイトなど正社員でなくても、継続的に安定収入があり返済能力があれば借り入れは可能です。

ですが銀行のカードローンは、申し込みはできても審査が厳しく、審査通過が難しいといえます。おすすめはやはり大手消費者金融のカードローンでしょう。総量規制でいえば、100万円の借り入れには最低年収が300万円以上であることが条件とされています。

実際のところ、初回契約で100万円を借りるのは、正社員であってもなかなか難しいものです。他社借入もなく信用情報も問題なし、勤続年数も1年以上と信用度が高い申し込み者であれば、100万円に近い限度額になることも。その後の利用実績が良好であれば、増額も可能です。

カードローンの限度額が100万円にならなかった場合は、増額ができるまで不足分を他の方法で補うといいでしょう。

誰にもバレずに100万円を借りる方法とは?

まずは借り入れが周囲にバレてしまう原因を知ることが大切です。

お金を借りる上で、在籍確認は基本的に必須とされています。特に100万円は高額融資ですから、貸付側としても在籍確認はしておきたいところ。ですが、条件付きで電話での在籍確認をなしにしている業者もあります。

金融機関・業者によっては、カードレスや自宅への郵送物なしというところもあります。銀行によっては、キャッシュカード一体型のカードローンもあります。

近年ネットの普及もあり、100万円の高額融資も申し込み時点から周囲にバレることなく借り入れがしやすくなっているといえます。

初めて100万円を借りる場合

初めて100万円という高額融資を受けたい人は、やはり安心感が持てる銀行や大手消費者金融のカードローンがおすすめです。

特に大手消費者金融では、初回契約者に限り無利息期間サービスを提供しているところも多くありますから、低金利の借り入れが可能。

ただし、初回の借り入れで希望限度額通りに100万円の設定がされることは難しいことが事実。最低年収は300万円以上必要ですが、実際にはさらなる高額収入が求められます。

加えて優良企業に勤務、クリーンな信用情報、他社借入は一切なしなど信用度が高ければ、限度額100万円の可能性ありでしょう。

初めてお金を借りる時に、過去にクレジットカードなどで延滞をしていないか不安な人は、まず開示請求をおすすめします。

女性が100万円を借りたい場合

最近では、女性のカードローン利用が増加傾向にあります。それほどカードローンの利便性が高まっている、ともいえるのでしょう。

特に、女性に特化したカードローンも増えてきています。金利や審査などで優遇されるわけではありませんが、安心感を与えてくれる女性専用オペレーターによる対応がメインです。

ただし年収が300万円以上あったとしても、100万円の限度額はなかなか厳しめです。

また条件を満たしているのなら、公的融資制度の利用も検討しましょう。ひとり親や配偶者と死別・離婚した独身女性には、母子父子寡婦福祉資金貸付制度が準備されています。資金使途別に12種類に分かれていますが、100万円以上の限度額もあります。

 

「100万円貸します」等の個人間融資は利用NG!

SNSなどでの個人間融資が跡を絶ちません。審査なしで即日借りられる、などの謳い文句に誘われ、利用してしまう人が減らないことも理由でしょう。

ですが金融庁も警告している通り、謳い文句の裏には闇金業者が潜んでいることがほとんどです。(参考:金融庁「SNS等を利用した個人間融資にご注意ください」)

結局は大きな金銭トラブルに繋がることになるのです。絶対に利用はしないで下さい。

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この記事の監修者 山口みき
自己紹介 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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