お金をすでに借入していても、どうしてもさらにお金が必要となる場合があります。
そんな時は今、借入れしている会社で限度額を上げて追加の借り入れができればいいのですが、それができない場合もあります。
そうなると2社目、3社目の借入れ先を検討することになります。
複数社から借入れすることはどこの金融会社でも禁止していません。
自分の今の現状で一番いい条件で新たな借入れ先を見つけなければなりません。
あちこちから考えもなくお金を借りて、行く行くは多重債務に陥り自己破産などということは絶対に避けなければいけません。
2社目、3社目の借入れ先の選び方やその注意点についてご紹介します。
- カードローンは複数社借入れ可能だが、借入件数は少ない方がよい
- 借入者の収入、総量規制、信用情報の履歴などを考慮して借入が決まる
- 複数社からの借入れはすでにある借入の返済のために行わない
- 複数社から借入れしても、返済できるか事前によく検討する
- 複数社からの借入れは銀行カードローン、大手消費者金融、中小消費者金融の順に申し込んでみる
- 複数社からの借入金額が多額の時は、おまとめローンを利用したり弁護士など専門家に相談する
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<審査通過に成功するコツ>①虚偽(ウソ)は書かない ②免許証等の提出書類の添付忘れ ③限度額設定は必要な分だけ ※ブラックは申込・借入不可
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カードローンは何社まで借りられるの?
審査に通過すれば基本的に複数社からの借入れが可能ということです。
しかし、消費者金融が貸付を行う際には、貸し倒れにならないか判断して契約を行います。
審査で一番重きを置いているのは返済能力があるかです。
貸付を行った場合、完済するまで確実に返済してもらえるかを判断するために審査を行います。
返済に見合った収入があるか、総量規制を超えた借入れではないか、今までの借入れ状況に滞納など不安材料がないなどを調べる審査を行うのです。
- 複数社のカードローンを借りる条件は返済できる安定した収入があること
- カードローンを何社借りられるかは借入総額が総量規制を超えないことが目安
- カードローンを複数社借りるには信用情報にブラックな履歴がないことが大切
収入・返済能力によって変わる
どこの金融会社も貸付をした場合に借入希望者が確実に返済を行ってくれるかという点について、特に厳しく審査します。
年収はもちろん考慮されますが、毎月返済が行えるほどの給料を持続してもらえるのかが特に重要視されます。
返済は月に1度の支払いが多いので、収入は高額であることはもちろん大切なことですが、毎月定期的に収入を得ることができるかがより注目されます。
借入れした返済に加えて他社の支払いもある場合、毎月の返済に必要な額はそれらの合算となります。元金と利子を合わせた額を毎月支払っても経済状態に余裕はあるのかなどが細かくチェックされます。
あちこちに借入れを申し込む前に、自分の返済能力はよく自覚しておかなければなりません。
何社までより借入金額合計による制限がある
カードローンの借入れは何社までが許可されるかという約束事は法律的にもありません。
法律的に制限されるのは借入れ総額です。
消費者金融は貸金業法に則って営業を行っています。
その貸金業法の中に、年収の3分の1を超える貸付を行わないという総量規制があります。登録された正規の貸金業者としてはこの法律を守らなくてはなりません。
この場合の貸付とは1社だけではなく、複数社から借入れしている借入者の場合は全ての借入れの総額が年収の3分の1以上になってはいけないという決まり事です。総量規制オーバーでもお金を借りたいと思っても借りれません。
総量規制の制限が行われるのは消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシング枠を利用した貸付などです。銀行カードローンは総量規制の影響を受けません。
カードローンを複数他社から掛け持ちで借り入れする時の条件
カードローンを複数他社から借入れするには、いくつかの条件があります。
まず返済に必要な安定した収入があることは大切な条件です。毎月返済ができるだけの収入をこれからずっと手にすることができるかが大切です。収入証明書を提出すれば貸付側に経済状況をよく理解してもらえます。
また複数社からの借入れは認められていますが、それが総量規定の範囲内であることも必ずチェックされます。総量規制は借り過ぎの目安となるので貸付する方も重要視します。
借入先は少ない方が審査の通過率は高くなります。複数他社から借入れがある場合には、返済に問題がないことを金融会社に特に明確に理解してもらう必要があります。
- 全ての借入れを返済できる安定した収入がある
- 借入総額は年収の3分の1未満である
- 収入証明書で返済能力を証明する
- 信用情報にブラックな履歴がない
- 同時に複数の会社に申し込みをしない
- 全ての支払いに滞納がない
安定収入は必須
借入れをする上で安定収入があるということは、審査の基本となります。
高額の収入を不定期に得ることより、安定収入は審査で高評価です。
高額のお金を得て、つい気が緩み派手に使ってしまうことがあるかもしれません。それより今後、一定の収入を長期的にもらい続けるという方が融資を行う方にとっては安心なのです。
例えば昨年度、高額な収入を得たとしても今年はどうなるかわからないという状況では貸付ける方も不安です。仕事を辞めてしまう可能性まで考えると返済の確実性は低くなります。
どうしても公務員、大企業の正社員などで勤務年数が長い場合は審査に通りやすくなります。
またパートやアルバイトでも長い期間働いて安定した収入を得ていれば、返済に対する信頼は高くなります。
年収の1/3未満の借入金額である
総量規制は金融業者の貸し過ぎと同時に借入者の借り過ぎを制限する法律です。業者の貸し倒れと、借りる側の借金苦を防止するために設けられました。
年収の3分の1を超えた借入は返済は難しくなると様々な方面から検討して決められた数値であるはずです。総量規制の範囲内の借入れであれば、滞納しない確率が高いです。もちろん債務整理をする羽目に陥ることもないでしょう。
貸金業者も総量規制を守った営業をしないと罪に問われることになります。同時に貸したお金を回収することができないリスクも総量規制により防げているのです。
貸金業者は必ず総量規制を超えた貸付にならないかをチェックするのです。
収入証明書があると返済能力の判断に有利
収入証明書とは、借入者希望者の自己申告ではなく、経済力を客観的に正確に示すためのものです。
収入証明書は一般に下記のどちらかの場合に当てはまると提出しなければならないことが法律で義務付けられています。
- 1つの貸金業者から50万円以上の借入れを希望する場合
- 他の貸金業者からの借入れも含めて100万円以上の借入れを希望する場合
貸金業者は、借入希望者の経済力や返済能力を正確に確認しなければなりません。そのため、上記のケース以外でも収入証明書の提出を借入れ申込者に求めることがあります。
収入証明書として直近の下記のような書類があります。
- 源泉徴収票
- 支払調書
- 給与の支払明細書(直近の2か月分以上)
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 収支内訳書
- 納税通知書
- 納税証明書
- 所得証明書
- 年金証書
- 年金通知書
参照:年収を証明する書類とは【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
複数社の消費者金融で借り入れする時の注意点
複数社から借入れをすることは、やはり借入者にとって経済的負担が大きくなることは否定できません。
そのために複数社から借入れする場合はそれ相当の覚悟を持ち、気を引き締めたマネーライフを送る必要があります。
既に行った借入の返済のために新しい借入を行うことは絶対に禁止です。返済計画は自分自身で立てて必ず返済は滞りなく行わなければなりません。
複数社からの借り入れは信用情報機関を用いるなど特に厳しく審査するので、虚偽の内容で申し込むことは金融機関に対してよくない印象を与えてしまいます。
- 現在の借金の返済のために新しい借入をしない
- 返済日や返済額を間違えないよう返済計画を立てる
- 複数の会社からの借入れで返済総額が多額にならないようにする
- 複数から借入れしていることを申し込みの際に隠さない
- 現在、借入している会社で増額を試みる
- 同時に複数の会社に申し込み、申込ブラックにならないようにする
借金を返済する為の他社借り入れはしない
借金返済のためにさらに他から新しく借入れすることは、よくありません。多重債務になる危険があります。
借りたお金の返済のためにまた借入れをすると、返済はズルズル先送りになりがちです。返済元金が益々大きくなり、そこに利子がついてなおさら返済が大変になります。このようなことが高じると複数の業者からお金を次々借りてますます返済が困難になり、いわゆる多重債務の状態となるのです。
最初は、少しだけ借りて簡単に返せると判断して借入れを始める人が多いのですが、知らないうちにカードローンの借金地獄から抜け出すことができなくなってしまうのです。そんな状態に陥るのは珍しい事ではありません。本当に返済ができるのかよく見極めて借金のための借金は絶対に避けなければいけません。
多重債務になり債務整理を行うような状態になると信用情報に傷がつき、長い期間借入れができないような苦しい状態が続いてしまいます。
返済日や返済計画を立てる
複数の金融会社から借入れをすると返済日や返済額などの管理が難しくなります。
1社からの借入れであれば月に1回の返済日と返済金額を覚えていればいいのです。
しかし、複数社から借りている場合は返済日もまちまちです。滞納しないように返済日と返済金額、振込先などを確実に理解して返済をしなければなりません。また、いつまで返済が継続するのかなどもよく確認する必要があります。
返済スケジュールも複雑になります。1か月の計画をしっかり立ててうっかりミスのないようにします。
うっかり忘れも立派な滞納です。複数社からの借入れの場合は、特に注意して返済しなければなりません。
無理のない返済総額であるかはよく検討するようにします。1回の返済だけではなく長期間に渡っても返済ができる額であるかを確認します。
返済が遅れると延滞損害金もバカにはなりません。
返済総額が多額なりやすい
たくさんのところから借入れすれば当然のことながら返済総額は多額になります。その分、利息も大きくなるのです。
返済総額は、自分の経済力に対して余裕のある金額とすることが大切です。
今後も思いがけない急な出費があるかもしれません。借入れが複数ある場合は特に日常生活の支出を抑え、倹約しなければいけません。
返済の最低金額も金融会社によって決まっています。各社の最低返済金額は高くなくても複数社分の支払いをすればどうしても月々の返済額は高くなり、返済がきつくなります。
お金を借りる時の金利(年利)や利息の計算方法は事前に確認しておくべきポイントです。
嘘の内容で申し込まない
複数の会社からの借り入れがあることを新たな申込先に申告しなかったり、金額その他を偽ってはいけません。
借入れの状況は信用情報機関の履歴に記載されています。他社の申し込み内容も全て記録されているので、他社借入はバレるのです。
嘘をつくということで、審査において信用できない人という評価をされてしまうこともあります。
また、複数の借入れをプラスに考えてたくさんの会社から借入れができるということが審査に通りやすい属性や経済状況だと判断されることもあるかもしれません。複数社からの借入れが必ずしもマイナスイメージととらえられない場合もあるのです。
また、信用情報機関の申し込み記録は6か月で削除されますが、金融機関には借入状況が半永久的に残るという事実もあります。
複数の借入れについて、それ自体は悪い事ではないので正直に申告して借入れに臨むべきです。
複数他社でのカードローンで借り入れできないの特徴
複数社から借入れすることは可能ですが、その審査に通らない理由はいくつかあります。
現時点で遅延している支払いや滞納がある場合などは、新しく借入れの契約はできません。すでに返済ができていないのにそれ以上は、返済してもらえないと判断されます。
安定収入を得ることが必須条件ですから失業中、無職の人にさらなる借り入れの余地はありません。
申込ブラックの人や総量規制を越えた借入れがある人も審査を通過するのは、難しいことです。
複数社の借入れを希望する人はまず、上記のような問題をできるだけ解決して新しい借入れを目指しましょう。
- 現時点で滞納している支払いがある
- 働いていないので収入がない
- 同時期に複数の申し込みをして申込ブラック状態である
- すでに総量規制を超えた借入がある
- 解約したり滞納を繰り返した同じ会社に申し込む
- 現時点での借入件数が極端に多い
遅延・滞納中の借入先がある
借入れを希望する場合、現時点で支払いが遅れたり滞納中の返済があると借入れの可能性は低くなります。
既に滞納や延滞があるとその支払いだけでも困難な人だと思われてしまいます。今ある借金を返すためのさらなる借入れと疑われることもあります。借入れを返すための借金であるとすればそれが多重債務につながる恐れもあるからです。
また、日常的に滞納をするお金に対してルーズな人と判断されることもあります。
信用情報には滞納、延滞の履歴は必ず載ります。
離職中で無職
学生や失業している場合は収入がありません。安定した返済が望めないので金融会社は、お金を貸してくれません。
今後についても収入の見込みがなければどこも貸付は行ってくれません。
仕事を始めてからの期間が短いのも不安視されます。
長い期間にわたって、高額ではなくても安定した収入をもらい続けているということが借入れ審査に通過する条件です。
そのため万が一、就職先が決まって間もなく給料をもらえることになったと伝えても、返済についての確実性は低いのです。特に複数社から借りるのはハードルが高いです。定期的に同じ勤務先から定額の給料をもらって、ある程度長い期間働いてから借入れを申し込むようにします。
短期間で複数他社に申込んで申し込みブラックになっている
今すぐお金が必要な場合に、短期間に複数の会社に借入れ申込みをする人がいます。その理由は、1か所の金融会社から必要な分の借り入れができないこと、現在契約している金融会社の借入れ限度額を上げてもらえないことなどです。
また借入れ希望者がより高条件で借入れできる会社を選択したい場合もあり得ます。
しかし、貸金業者にしてみれば借入希望者の細かい事情は分かりません。たくさんの会社に同時に申し込みをしたという事情だけで明日生きるお金がないくらいお金にすごく困っている人、お金が犯罪目的で必要な人であるというようなマイナスイメージを持たれてしまうのです。このような人にお金を貸すと貸し倒れや悪事に巻き込まれてしまうと会社が評価することもあります。
複数の会社の審査に通って総量規制を超える貸付額になるリスクもあるのです。
そのためこのような申込ブラックの人は審査に通りにくくなります。
申込の履歴は信用情報機関の履歴に6か月間記録されます。
既に年収の3分の1以上(総量規制以上)の借り入れがある
借入れする前から総量規制以上の借入れがある場合、審査に通る可能性はありません。
総量規制を守らない貸付を行うと貸金業者は罪に問われます。そのため金融会社は貸付を行うことはないのです。
借入れの申し込みをしたことは信用情報機関の履歴に記載されます。総量規制を無視してたくさんの会社に申し込んだブラックとしての履歴も残り、益々印象が悪くなります。
複数社にも申込んでいる人は、どうしても借入金額が多くなり総量規制を超えているのではないかと推測されてしまい、審査に通る確率も低くなります。
消費者金融で複数件借りれるところ
大手消費者金融は単に他社からの借入れがあるからという理由だけで、借入れ審査に落とすことはありません。
利用者数、貸付額の拡大を求めて営業成績をの向上を追求しているとも推測されます。
確かに、複数の借入れのしている人がさらなる貸付をすることは貸し倒れリスクや犯罪に巻き込まれるリスクなどを含んでいるかもしれません。しかし最近では、返済能力を計るための審査方法が進化しています。
総量規制を守れているか、信用情報機関の履歴に悪い情報がないか、属性に問題がないかなど考え併せて審査を行い通過した人には他社からの借り入れがあってもさらなる借入れを認めているのです。
- 大手消費者金融は複数社借入れでもOK
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※他社を利用の方でも審査可能ですが、状況によって利用いただけない場合もあります。 - アイフルは独立系消費者金融なので独自基準の審査
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プロミスは2社目でも利用者の状況により利用が可能
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プロミスはテレビCMでもおなじみの老舗消費者金融です。そして他の消費者金融に比べて最高金利が若干低めです。
プロミスは銀行などたくさんの会社の保証事業行っています。与信審査の能力が高いので、借入れ希望者一人一人に合わせて審査をし、他社からの借り入れがある人も融通を聞かせて借入れを認めてくれることもあります。
総量規制の範囲内であれば、プロミスは他社借り入れがあっても借りれる可能性が高いです。
初めての借入れには無利息期間サービスがあるので、複数社からの借り入れで返済が大変な場合も最初の返済までには間があります。しかも無利息期間は借り入れた日からです。
すでに借入れをしていて、2社目の借入れにプロミスを選ぶことをおすすめします。
プロミスは過去の豊富な実績データのでので他社からの借り入れがあるという事実だけで審査に落とすことはしないのです。
アイフルは独立系消費者金融で独自基準の審査がある
アイフルは他の大手消費者金融とは違い、銀行と提携することなく独立系消費者金融として営業しています。そのため独自の審査を行い、借入希望者の要望に沿った貸付を目指しています。
アイフルでは借入希望者ひとりひとりの事情に配慮して借入が可能かの審査を行います。返済の能力に不安がないかを見極めながら他社の借入れがある人に対しても貸付の門戸を開いています。
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SMBCモビットは3社目でも総量規制以内なら借りれる
SMBCモビットも大手消費者金融なので借入れする場合は安心感があります。
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レイクは複数件借入している時でも申込可
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借入希望者が返済できるかを審査して借入を決定します。例え、総量規制に近い借入れでなくても返済が困難だと判定されれば審査落ちします。
レイクはホームページのよくある質問で複数社借入れもできることを回答しています。アンケート調査では他社借入なしと他社借入れがありの人の審査通過率に大きな差はなかったいう結果も出ています。
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カードローンで何社(3社・4社以上)も借りたい時に申込む順番
複数社から借入れを行う場合、銀行ローン、大手消費者金融、中小消費者金融などを選択肢にして、それらの貸付の特徴をよく理解して、自分の状況に合った借入先を見つけなければなりません。
借入れの申し込みをしたことは、信用情報機関の履歴にも載ります。
次々審査に落ちるとたくさんの会社に申し込みをすることになります。
金融会社から見れば借入先は貸し倒れのリスクなどを考慮して、なるべく少ない方がいいのです。
そのため複数社から借りる場合の順番を考慮することは希望通りの借入れをするために、とても重要なことと言えます。
銀行カードローンは金利が低く審査が厳しいので最初に申し込む
借入先の選択肢の一つ、銀行カードローンは消費者金融に比べて金利が低くなっています。初めての借入れの場合は上限金利が適用される場合が多いのですが、銀行カードローンは14.5%前後、消費者金融は18.0%です。返済はある程度の期間続くので金利は少しでも低い方が返済が楽です。
また、銀行カードローンは銀行法による営業なので、総量規制がありません。借入希望者の収入も貸付額の決定に大きく影響を及ぼすので、極端に高額の借り入れは望めませんが総量規制には縛られないということです。
銀行カードローンの審査は保証会社だけに任せるのではなく銀行自体でも行うようになり、貸し倒れを防いで貸付残高を増やさないような努力をしています。
また、消費者金融より低い金利で貸付けるので銀行ローンの方が厳しい審査になるのは当然のことと言えます。
しかし、金利が低く総量規制に影響されないということから、まず借入の一番に銀行ローンを選ぶべきです。
大手消費者金融の審査を受ける
大手消費者金融は、複数社の借入れを可能としています。
しかし、総量規制に違反していないか、信用情報にブラックな履歴はないか、返済能力は万全かなどよく精査した上で他社からの借り入れがある人の借入れを決定します。その審査能力はかなり高く嘘の申告をすることも許されませんし厳しめです。
すでに借入がある人でさらに大手消費者金融での借入を希望する人は、今ある支払いの滞納をなくす、借入先件数をなるべく少なくする、借入金額を少額にするなどできる限りの努力をして申込に臨まなければなりません。
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柔軟な審査が可能な中小消費者金融で相談
中小消費者金融の審査は大手消費者金融より柔軟で緩いこともあると言われています。
基本的には消費者金融は、貸金業法に則って営業しているので大差はないはずですが、中小消費者金融では独自審査を売りにして、審査を一律に行いません。柔軟な審査をしてほしいなら銀行や大手消費者金融より中小消費者金融が適しています。
大手消費者金融はスコアリングシステムを使った審査を行いますが、中小消費者金融は借入れ希望者の属性、今の状況、今後の見通しなど話を聞いて柔軟に審査を進めていきます。機械の画一的な審査ではなく、借りたい人の信頼度や人柄を見て審査を進めることもあります。そのため担当者に自分の実情をしっかり説明しわかってもらって借入を認めてもらうことが借入れのコツです。
店頭で担当者が対面で対応し、総合的に判断して借入が貸付が可能か決めている場合が多いのです。
借入希望者が信用のおける人で今後の返済は確実に行ってもらえるかを中心に審査をしているわけです。
カードローンの複数他社でお金を借りている金が大き過ぎる時の対策
カードローンで複数社よりお金を借入れしている場合は、どうしても借入金額が大きくなります。
複数社から借入れしていることで、手数料や利子額も大きくなります。返済は難しくなるばかりです。
まじめに返済しても返済総額が減らず長い間、返済も続き大きな経済的負担となります。
そんな複数社からの返済を少しでも軽減するために、おまとめローンを利用して会社を一本化することによって返済が楽になる場合もあります。
また金融会社によっては貸付金利が違います。少しでも金利の低いところに借換えするのも一つの方法です。
それでもどうしても返済に追われた場合は、弁護士や司法書士、公的機関などに専門家に相談して解決を図りましょう。
- 複数社の借入れをおまとめローンを利用して1社にし金利や返済額を下げる
- 低金利の会社に借り換える、低金利でお金を借りる
- 多重債務など返済困難な状態になったら早めに専門家に相談し債務整理など検討する
複数の借り入れを1社にまとめるおまとめローンにする
おまとめローンとは、数社から借入している返済の合計額を1社のみの借入れにまとめることです。もちろん、おまとめローンの審査に通らないと借りれませんが、有効な手段です。
他社からの借り入れをおまとめローンを利用した会社から全額返済してもらい、借入者はその会社1社に返済していく方法です。
おまとめローンを利用することによって、返済日は月一度となり返済の煩わしさは軽減されます。
おまとめローンは、今までの貸付金利を超えない金利での借入れ契約をすることが決められています。自動的に金利は下がるので返済は楽になります。
また信用情報機関に記載される借入先を減らすことによって、信用情報から多重債務を疑われることもなくなります。
また、おまとめローンは例外貸付の対象で、総量規制を超えても利用できます。
ただ、おまとめローンは他社からの借入れの返済のみが目的のローンなので新たな借り入れはできません。
おまとめローンで月々の返済額を減らすことはできますが、返済回数が増え返済期間が長くなることにも注意しなければなりません。
低金利のローンに借り換える
他社からお金を借りる時、会社によって金利が違います。
複数社からの借り入れを少しでも楽にするために金利の低いところに借り換える方法があります。
金利の高いところでの借入を金利の低いところからの借入れに変更して返済を楽にする方法です。すなわち借換えをした新しい会社に今までの借入れを肩代わりして返済してもらいます。借入者はその会社により低い金利で返済していきます。
より低い金利での借入に変更する意味でおまとめローンと似た手法のローンです。
弁護士・司法書士に債務整理を相談する
おまとめローンを利用したり低い金利への借換えを実行するなどあらゆる手を尽くしても返済が不可能な状況に陥っている場合は、専門家に解決策を相談する必要があります。
いわゆる多重債務に陥っている場合は、専門家の力を借りないと貧困で辛い経済状況から抜け出すことは、困難です。
自分一人で悩んでいる間に遅延損害金がどんどん加算されたり、利子も増え続き桁違いの借金を負うようになります。
債務整理は法律で定められた借金減額の仕組みですが任意整理、個人再生、自己破産と種類もあります。どれを選ぶかによって今後の生活の制限、周りの人への影響なども違うので弁護士などの助言を受け自分の状況に一番良い方法を選ばなければなりません。
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この記事の監修者 | 山口みき |
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自己紹介 | 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士や貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。 |
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