携帯代が払えないといつ止まる？料金滞納で起こるリスクや対策・対処方法等解説

何らかの事情により、どうしても携帯代が払えない状況に陥ることもあります。

しかし、スマホ代を払わないまま放置してしまうと、携帯電話のサービスが止められてしまいます。携帯が止められたら通話ができなくなるため、緊急時の連絡手段が失われてしまい、非常にリスクが高い状況になります。

ですので、携帯代が払えない時は、不要品販売や日払いのバイトでお金を稼がなくてはいけません。もしくはカードローンなどを利用して資金を調達します。

携帯代が払えないと判明したら、早めに相談をドコモなどの携帯会社に連絡します。

延滞を防ぐためには、不要な料金プランを見直し、格安SIMなど経済的な負担が少ないプランを選択することが大切です。

この記事では、

について、詳しく解説しています。

携帯代が払えなくて困っている方は、この記事を読むことで最悪の状況を防ぎ、状況を改善することができます。

携帯代が払えない時に利用停止・強制解約や裁判になるまでの流れ

携帯代が払えないと、以下のプロセスを経て利用停止になり、最終的には裁判に発展します。

1. 未払い通知
2. 利用停止通知
3. 利用停止
4. 強制解約
5. 裁判

ただし料金未払いの直後にサービスが停止されるわけではありません。携帯が止められるまでには一定の猶予期間が設けられています。

携帯料金を支払わないと、いつ止まるのかは携帯会社によって異なります。
それぞれのタイミングを以下の表にまとめました。

携帯代が未払いになると、まず「料金支払通知書」が届き、支払い期限や利用停止の警告が記載されています。期限内に支払えば問題ありません。

それでも支払いが出来ないと、利用停止になります。
利用停止中も基本料金は発生します。

最終的には強制解約になります。
強制解約後も支払い義務は残りますが、放置すると裁判を起こされる可能性があります。

このように、ステップごとに状況が悪化していくため、放置せずに期限内に支払うことが非常に重要です。

書面やSMSで未払い通知が届く

携帯代が未払いになってしまった場合、まず「料金支払通知書」が、ハガキやSMS(ショートメール)で届きます。

通知書には

• 再支払いの期限
• 再支払いが過ぎると利用停止になる警告

が明記されています。

再支払い用の請求書が届く

未払い通知が届いた後に、再支払い用の請求書がハガキなどで送られてきます。
請求書がコンビニ払込票になっていますので、コンビニや店舗で支払いが出来ます。

通知が届いた段階で、指定された期限までに支払いを済ませれば問題ありません。

NTTドコモの場合は、翌月15日に再振替されます。
(参考：よくあるご質問（FAQ） | お客様サポート | NTTドコモ)

利用停止の通知がくる

再支払い用の請求書が来ても支払いをしない場合「このまま支払われないと、回線を停止しますよ」と再通知がきます。

NTTドコモの場合、支払い期限の15日後に利用停止の通知が届きます。
(参考：よくあるご質問（FAQ） | お客様サポート | NTTドコモ)

記載されている利用停止日までに支払いを済ませれば、利用停止にはなりません。

利用停止になる

利用停止の通知が来ても支払いをしない場合は、そのまま利用停止になります。利用停止になると、支払いが終わるまで回線は使えませんが、基本使用料は発生します。

「支払われないと回線を停止する」と、ドコモの利用規約にも明記されています。

第14条(本サービスの利用停止等)
当社は、第5条第2項各号のいずれかに該当する場合には、当社の選択により、本サービス契約を解約することなく、本サービスの全部又は一部の利用を停止することができるものとし、この場合であっても、本サービス契約者はサービス利用料の支払義務を免れることはできません。(引用元：利用規約（ドコモ）)

NTTドコモの場合、支払い期日から20〜30日後に利用停止になります。
(参考：よくあるご質問（FAQ） | お客様サポート | NTTドコモ)

携帯を止められたらどうなるかといいますと、当然のように電話が一切通じません。

家に一人でいる時に急に体調が悪くなっても、助けを呼ぶことも出来ません。
ですので、回線を復活させるためには、すぐに支払いを済ませることが大切です。

強制解約させられる

利用停止になっても、きちんと料金を支払えば回線は復活してもらえます。
しかしここでスマホ代を支払わないと、どうなるかといいますと

ドコモの利用規約にも、「支払われないなら解約する」と明記されています。

第5条(解約)
2.次の各号のいずれかに該当すると当社が判断した場合、当社は、本サービス契約者へ通知をすることなく、本サービス契約を解約することができます。
(2)サービス利用料その他の当社に対する債務をその支払期限を経過してもなお支払がなされない場合(サービス利用料に係る当社の債権を第11条に定める請求事業者に譲渡した場合に当該請求事業者への支払がないときを含みます)
(引用元：利用規約（ドコモ）)

とは言っても、いきなり解約されるわけではなく、一定の猶予期間が設けられています。そこで段階的に警告が届き、最終的に解約されます。

ですので、「最終通知書」が届いた段階で、すぐ支払う必要があります。

「それなら他社で回線を新規契約すればいい」と思われる方がいるようですが、強制解約後は支払いが終わらない限り新規契約はできません。

滞納している料金を支払えば、新規契約は可能です。

強制解約後も払わないと裁判になる

強制解約されたからといって、今までの料金が免除されるわけではありません。
支払い義務はしっかり残っています。

裁判になる流れは、

1. 滞納から3〜4ヶ月後に、まず裁判所から封筒が届きます。
   
2. 封筒の中には訴状、答弁書が入っていますので、同封の異議申立書をすぐ返送します。
3. そして訴状の指定日になったら裁判所に向かいます。

裁判所に行ったからといって、いきなり裁判が始まるわけではありません。

民事訴訟のうち、60万円以下の金銭の支払を求める訴えについて、原則として1回の審理で紛争解決を図る手続です。即時解決を目指すため、証拠書類や証人は、審理の日にその場ですぐに調べることができるものに限られます。法廷では、基本的には、裁判官と共に丸いテーブル(ラウンドテーブル)に着席する形式で、審理が進められます。
(引用元：少額訴訟 | 裁判所)

会議室に通され、今後の支払いについて話し合いが行われます。

• 分割払いは可能か
• 可能な場合、何回払いにするか

しかし、分割払いが必ずしも利用できるわけではないようです。

ここで話し合いが終わり和解が成立すれば、今後裁判所へ行く必要はありません。
話し合った内容をもとに、支払いを完了させます。

携帯代・スマホ料金が払えないときに起こるリスク一覧

携帯代が払えない時に起こることは、利用停止になるだけではありません。
他にも様々なリスクがあります。

ですので、滞納する前にこれらのことを事前に把握しておくことが大切です。

スマホ代の支払いが期日を過ぎると、遅延損害金が毎日加算されていくので、支払い額が増加してしまいます。

分割払いの支払いが滞ると信用情報に記録されてしまい、ローンの審査に通らなくなるリスクがあります。

強制解約後も未払いのまま放置し、裁判所からの支払督促通知にも応じなければ、強制執行手続きが進み、給料などの財産は差し押さえになります。

強制解約になると端末代の割引は適用されないので、端末代金が割高になってしまいますが支払い義務だけは残ります。

新規でスマホの分割払いを契約したくても、滞納情報は携帯会社間で共有されているため、契約できない可能性が高いです。

支払い期日の翌日から遅延損害金が発生する

指定の支払い期日までにスマホ代を払わないと、支払い期日の翌日から遅延損害金が発生してしまいます。

• 電話料金には「延滞利息」
• 端末の分割代金に対しては 「遅延損害金」

が、それぞれかかります。

支払い額が高くなれば、さらに支払うことが困難になってしまいます。

端末代を”分割払いの場合”は信用情報に異動情報が残りブラックリスト入り

スマホ端末を分割払いで購入するということは、借金をしているのと同じことです。
分割払いは「クレジット契約」扱いになります。

したがって、分割払いを利用している状況で携帯代の支払いができなかった場合、信用情報にその記録が残ることになります。

NTTドコモにも、このように明記されています。

・当社の定める期日までに分割支払金をお支払いいただけない場合、加盟信用情報機関にお支払いが遅延した事実が登録されます（ご契約者が未成年で支払名義人の親権者がお支払いを遅延された場合であっても、お支払いを遅延した情報は未成年のご契約者の個人情報として登録されますので、ご注意ください）。
(引用元：機種を分割払いで購入する | お客様サポート | NTTドコモ)

信用情報に記録されたら、ブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載ってしまったら、他のローンを組みたくても審査には通りません。

・登録されたお客さまの個人情報は、加盟信用情報機関の他の会員により利用され、お支払いを遅延した情報がある場合は、クレジットカードやローンのお申込み等が断られる場合があります。
(引用元：機種を分割払いで購入する | お客様サポート | NTTドコモ)

ですので将来、住宅や自動車のローンを組む時に悪影響を及ぼしてしまいます。

裁判になると財産を差し押さえられる

強制解約後も、請求されている携帯代を未払いのまま放置すると、裁判所から「支払督促通知」の封筒が届き、裁判所に呼び出されてしまいます。

しかし、もし裁判所からの封筒をここでも無視した場合は「仮執行宣言」が付され、「強制執行手続」が実施されます。

Q.支払督促が送られてきました。無視したらどうなりますか？
(回答)
・支払督促が送達された場合には、2週間以内に異議申立てをしないときは、仮執行宣言が付されます。
・仮執行宣言が付されると、申立人は、直ちに強制執行手続をとることができます。
・仮執行宣言の付された支払督促についても、2週間以内に異議申立てをしないときは、支払督促は確定した判決と同一の効力を持つことになり、強制執行を受けることになります。(引用元：詳細　法テラス)

ですので「支払督促通知」が届いたら、2週間以内に「異議申立書」を裁判所に返送しなければなりません。返送しなかった場合は「強制執行手続」により、銀行口座や給料への強制差し押さえの手続きが始まります。

・仮執行宣言が付された支払督促（仮執行宣言付支払督促）は、債務者に送達されます。これにより、申立人（債権者）は、給与差押えなどの強制執行手続を執ることができます。(引用元：詳細　法テラス)

給料が差し押さえられたら会社にもバレてしまうので、今度の就業にも悪影響を及ぼします。

強制解約されてもスマホ代の支払い義務は残る

強制解約後にも端末の分割支払い残金がある場合は、その支払いを完了させる必要があります。

しかし、解約された段階で割引は適用されません。

そのため、端末代金が割高になってしまいます。

解約のお申込み時に、分割支払金残額／分割払金残額がある場合は引き続きお支払いいただきます。解約されますと、月々サポートが終了し、割引前の料金でお支払いいただくことになります。
(引用元：携帯電話の解約お手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ)

解約することで、余計な料金を支払う羽目になってしまいます。

ですので、やはり強制解約前に支払いを済ませておくことが大切です。

スマホ端末の分割購入ができなくなり新規契約が難しくなる

最近のスマートフォンは何十万とするので、一括で購入できる方は少ないと思います。
ですので、ほとんどの方が分割払いで端末を利用しています。

ですが、分割払いは「クレジット契約」ですので、審査が実施されます。

「電気通信事業者協会(TCA)」には、このように明記されています。

平成11年4月から、契約解除後(※)に料金不払いのあるお客様の情報を携帯電話等の移動系通信事業者間で交換しています。
1．交換の目的
契約解除後においても、料金不払いのあるお客様の情報を事業者間で交換し、その情報を契約申し込み受付時の加入審査に活用することにより、料金不払いの再発を防止し、利用者全体の公平性と利益を守ることを目的としています（料金不払いの状況によってはお申し込みをお受けできない事があります）。
(引用元：不払者情報の交換 ｜一般社団法人 電気通信事業者協会（TCA）)

ですので、携帯会社は滞納している情報を見て、分割払いの契約を断ります。

他社での新規契約も難しくなってしまうので、生活に制限がかかってしまいます。

未払いの携帯代を支払って利用停止が解除されるタイミング

支払いが完了した後の回線復旧のタイミングは、支払い方法によって異なりますが、店舗で直接支払う方法が最も迅速かつ確実です。

銀行振込などで金融機関を経由させると、どうしてもその分処理が遅れてしまいますし、振込した時間が夜になってしまった場合は回線復旧が翌日になってしまいます。

利用停止の対象料金をコンビニエンスストア等でお支払いいただければ、数分でご利用可能となります。(金融機関窓口等でお支払いいただいた場合、お支払いの確認に時間を要する場合があります。)
(引用元：【NTTファイナンス】ＮＴＴドコモ回線の未払い料金を支払った後、いつから利用できるようにな…)

店舗であれば請求書をなくしても支払いができます。
「請求書をなくしたので支払いができない」となる必要はありません。

携帯代が払えない時にできる具体的な対処法

支払い期日から利用停止までの期間は最短で2週間ですので、その間に支払いを完了すれば、利用停止を防ぐことができます。

これは将来的に大きなデメリットとなるため、何としても避けるべきです。
ですので、お金を用意するのが難しい場合は、何らかの方法で携帯代を調達しなければなりません。

「そうは言っても、支払うお金がない」などと言っている余裕はありません。
携帯代を払えない時の対処方法は、いくつかあります。

まずは家で使っていない物を売ってみます。メルカリは利用者数が多いため、おすすめです。しかし売れるためには工夫が必要です。

即金が必要な場合は単発・短期バイトを検討し、副業も考えることができますが、情報商材や副業詐欺には注意が必要です。

家族からの借り入れも一つの方法ですが、確実に支払いを済ませるためにはカードローンを利用することをおすすめします。

ただし借入の際は審査があるので、すでに滞納がある場合は審査に通らない可能性があります。

それも難しい場合は、お客様相談室に早めに連絡して回線を停止してもらいます。

不用品販売をしてお金を作る

家に使っていない物がある場合は、不用品販売をすることでお金を作ることができます。

不用品の販売のためのプラットフォームは、ヤフオクや楽天ラクマなど多く存在しますが、メルカリの利用者数が最も多いため、メルカリでの販売は売れやすいです。

服であれば、ユニクロが人気です。
古いゲームソフトも高値が付くかもしれないので、出品だけでもしてみましょう。

使っていないiphoneが家で眠っているのであれば、出品します。
iphoneはリセールバリューがいい(高く売れる)からです。
古い機種でも売れるので、まずは出品されている価格を調べてみます。

しかし、ただ出品すればいいというものでもありません。
売れるためには工夫も必要です。

商品の状態、仕様などを説明文に明記すれば、安心して購入してもらえます。
購入者に信頼してもらえるプロフィール文にすることも必要です。

副業や単発・短期バイトでお金を稼ぐ

不用品販売は必ず売れるわけではありませんし、売れたとしても入金までには時間がかかります。返品されてしまう可能性もあります。

その場合は単発・短期バイトで働いて、確実にお金を作ります。

「日払い」のバイトなら、給料がその日に受け取れるので安心です。

(参考：様々な条件のアルバイト・バイト求人情報｜【タウンワーク】でバイトやパートのお仕事探し)

給料だけでは生活が厳しいのであれば、副業も検討します。いまはインターネットがあれば、どこでも仕事ができます。ですので、クラウドソーシングサービスで自分に向いている副業を探してみることをおすすめします。

子供の頃に得意だったことを思い出してみるのも良いです。(イラストを描く、文章を書くなど)

ですが、すぐには稼げません。稼げるようになるには、ある程度の勉強とスキルは必要です。

(参考：簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話に注意！－インターネット等で取引される情報商材のトラブルが急増－(発表情報)_国民生活センター)

最近は副業詐欺も増えています。

一時的にお金を借りる

一時的にお金が必要な場合、家族に借りる方法もあります。
しかし家族といえども、すぐ快く貸してくれるとは限りません。

家族からの借入をあてにしていた結果断られ、支払い期限を過ぎてしまう危険性もあります。

ですので、今月の支払いを確実にしたい場合はカードローンの利用がおすすめです。
カードローンは、申込、審査から借入までが最短で20分となっております。

無利息期間もありますので、今月を乗り切りたいときに使えます。
最近はスマホアプリだけで申込できるので、便利です。

「でも借金はしたくない」と思う方は多いですが、支払いができずブラックリストに載るよりはマシです。 

来月までにお金を作り、無利息期間内に返済すれば利息も増えません。

だからと言って「審査なしで誰でも貸します」と言ってくる業者は利用してはいけません。

ですので、延滞してブラックリストに載る前に、借入をしてでもお金を作り支払いを確実に済ませることが大切です。

携帯電話会社の一時休止サービスの手続きをする

携帯代が払えないと判明したら、放置せず早めに携帯会社に相談します。

事情を説明すれば、支払い期日の調整を検討してもらえるかもしれません。

払えないのに放置してしまうと、後で大変なことになってしまいます。
対処が遅れるほど事態は悪化していきますので、早めに連絡することが大切です。

一時休止して回線を停止させるのも、1つの方法です。

携帯会社のお客様サポートに連絡すれば、回線を一時休止してもらえます。

携帯代・スマホ料金が払えない状態になる前にできる延滞しないためのコツ！

携帯が利用停止になることを防ぐためには、スマホ料金の「延滞をしないこと」が必要です。 

そのため、延滞する前に無理なく支払いができるよう対策しておくことが重要です。

まずは料金プランを見直して、今のプランが本当に必要か検討します。

格安SIMに変更すれば安く抑えられますが、通話が多い場合は通話料が高くなってしまう場合があります。その場合はオプションを活用します。

スマホを分割払いではなく、中古のスマートフォンを一括で購入します。ただし「赤ロム」の購入は避けます。購入した中古スマートフォンにSIMロックがかかっていないか確認することも必要です。

マイページに毎月ログインして、使用状況や料金をチェックします。そこで使っていないサブスクがあれば解約します。

少額の支払いが積み重なることを避けるため、スマホ決済の合算払いは控えます。

以上の方法を活用すれば、携帯代の節約が期待できます。
携帯代が節約できれば、延滞を防ぐことができます。

料金プランを見直す

かけ放題、ギガ放題、端末の分割払いで、毎月の携帯代が10,000円を超えてしまっている人は多いです。

それでは支払いが苦しくなってしまいます。

その場合は料金プランを見直して、今使っているプランが本当に必要か検討します。
見直すことで、毎月の携帯代が10,000円から5,000円になるだけでも支払いが楽になります。

ギガ数も、どれだけ使っているか確認してみましょう。無制限にする必要はないかもしれません。通話をあまりしていない場合は、かけ放題も外してみます。

今は、大手キャリアにも格安プランが用意されています。ポイントプレゼントのキャンペーンも実施されていますので、活用しましょう。家族で加入すれば、家族割も使えます。

料金プランの見直し方はこちらも参考にしてください。
(参考：総務省 | 携帯電話ポータルサイト｜1.料金プランを見直してみよう！)

こちらのマンガで分かりやすく解説されています。
(参考：総務省 | 漫画で解説！簡単・便利になった乗換え＆消費者保護ルールの強化)

格安SIM＋中古スマートフォンで代用する

携帯代が高くて払えない場合、格安SIMに変更することで節約できます。一度検討してみることをおすすめします。

格安SIMに替えることで、携帯代を月3,000円~4,000円程度に抑えることができます。

「SIMカード」とは、携帯の中に入っている小さなカードになります。携帯はこのSIMカードが入っていないと使えません。

格安SIMは大手キャリアと違い、通信サービスのみを提供していますので、店舗や電話でのサポートはない場合が多いです。その分店舗の家賃や人件費のコストがカットできるので、月額料金が安くなります。

通信品質を心配される方は多いですが、格安SIMは大手キャリアの回線を使用していますので問題なく通話ができます。

使用するには、携帯に格安SIMのカードを入れて設定します。
電話番号は現在の番号がそのまま使えるので、変える必要はありません。

その場合は、自分の使用状況に合ったものを選びます。

専用アプリを使用して通話すれば安くなる場合が多いですが、知らずに普通に通話してしまい、高くなってしまうケースが多いようです。
(参考：“格安スマホ”の利用方法やサポート内容に注意－今までの携帯電話会社との違いを確認してから契約しましょう－(発表情報)_国民生活センター)

その場合は、格安SIMで通話がお得なものにしましょう。

あと、携帯代が払えない一因として、端末の分割払いが考えられます。

中古でも十分に使えます。最新機種は、支払いに余裕ができたら購入するのが良いです。
見栄を張る必要はありません。まずは家計の立て直しが優先です。

「赤ロム」とは、支払いが完了していない状態で販売されている携帯のことです。

現在、中古携帯電話機はインターネットのオークションやフリマアプリ、リサイクルショップなど、さまざまな場所で販売されています。これらの中には、元の所有者が分割払いで購入した携帯電話機の支払いが残っているものが販売されている場合もあります。元の所有者がその後支払いをやめてしまうと、ネットワーク利用制限が行われ、質問の事例のように通話や通信ができなくなる場合があります。このように、元の所有者の支払いが滞るなどしてネットワーク利用制限された携帯電話機は「赤ロム」と呼ばれています。
(引用元：「赤ロム」！？中古で落札したスマートフォンが、急に利用できなくなった(消費者トラブル解説集)_国民生活センター)

支払いが止まると、通信に制限がかけられてしまいます。ですので、中古で買う場合は信頼できるお店で購入することが大切です。

SIMロック解除されている、もしくはSIMフリー端末を購入します。
(参考：中古の携帯電話を購入したらSIMロック解除ができなかった(消費者トラブル解説集)_国民生活センター)

中古スマートフォンの注意点は、こちらも参考になります。
(参考：総務省 | 携帯電話ポータルサイト｜Q4.中古端末を買うときの注意点は？)

月に払っている携帯代を定期的にチェックする

毎月何気なく支払っている携帯代ですが、何にいくら支払っているかを理解できている方は少ないと思います。

ですので携帯代は定期的に確認し、正確に把握することが大切です。
実際に、毎月必ずマイページにログインしてチェックすることをおすすめします。

チェックすれば、意外なところで無駄が見つかるかもしれません。

お試しで加入したサブスクを解約し忘れてしまい、使っていないサービスに毎月支払っていた、というケースは多いです。

いらないサービスにお金を払い、携帯代が払えなくなってしまうのは避けたいところです。

合算払いを使わない

合算払いにすると、スマホ決済で使用した分を携帯料金と合わせて支払いができます。支払いを翌月に繰り越せるので便利ですが、「いくら使ったのか」が分かりにくいです。

コンビニで毎日使ってしまうと、少額が積もり積もって大きな金額になってしまいます。

合算払いを使わないことで、携帯代が支払えなくなるリスクを減らすことができます。

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この記事の監修者	山口みき
自己紹介	金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士や貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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