- プロミスから借入したいので、返済方法が知りたい
- プロミスで分割返済する場合は、返済額がいくらになるのか知りたい
借入をする前に、返済方法や金額が分からないと不安になると思います。
プロミスでの分割返済額は、借入額や期間によって変動します。
そして、返済方法は1つだけではなく、いくつかの方法があります。
ですので、自分の返済しやすい方法を選ぶことができます。
この記事を読めば
- プロミスで分割返済する方法
- 毎月の返済額の計算方法
- 返済のコツ
- 返済する際の注意事項
について、借入前に把握しておくことができます。
プロミスで借入を検討している方、または現在も返済をしている方にも役に立つ記事となっております。
- プロミスの分割返済額は借入残高に応じて変動していく
- プロミス返済方法は口座振替で自動化がおすすめ
- プロミスの分割返済額をシミュレーションして計画を立てる
- プロミスの返済は繰上返済・一括返済も可能
- プロミスへの返済期日は厳守し遅れる場合は事前に連絡する
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プロミスは毎月分割返済するやり方
仮にプロミスから50万円を借り入れたとしても、翌月にその金額を一括で返済することは困難です。
そのため、プロミスに限らず、多くの金融機関では借入額を分割払いにし、毎月返済する方式を採用しています。
毎月の返済額は、
- 借入総額
- 返済期間
- 適用される金利
により異なります。
借入額が多いと、毎月の返済額も多くなります。
返済期間が長くなると、金額が分割されるため、毎月の返済額は少なくなります。
しかし、利息は利用日数分に応じてかかるので、返済期間が長期にわたると利息の負担が増え、結果的に支払総額が増加します。
適用される金利は通常、借入額が大きいほど低く設定されることが多いです。
しかし、どの金利が適用されるかは、個々の審査結果によって異なります。
プロミスでの適用金利は、4.5%〜17.8%となっております。
プロミスの分割返済方法は残高スライド元利定額返済方式
プロミスでお金を借りる時には「残高スライド元利定額返済方式」が採用されています。
「残高スライド元利定額方式」とは、
「残高スライド方式」と「元利定額方式」を組み合わせた方式です。
まず「残高スライド方式」では、借入残高によって毎月の返済額が変動します。
そのため、借入残高が大きい場合は、返済金額も多くなります。
返済を続けていった結果、残高が減ると返済金額も少なくなります。
「元利定額方式」は毎月の返済額に利息も含めた結果、返済額が一定になる方式です。
この2つを組み合わせた「残高スライド元利定額返済方式」では、
毎月の返済額は一定(元金・利息含む)ですが、借入残高によって返済額が階段状に減額していきます。
プロミスの返済金の算出方法
毎月の返済金額は計算式に基づいて算出されます。
計算方法は、借入残高に応じて異なります。
プロミス公式サイトでは以下の表にて説明されています。
お借入後残高 ご返済金額 ご返済回数 30万円以下 お借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ) ~36回 30万円超過~100万円以下 お借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ) ~60回 100万円超過 お借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ) ~80回
この計算式を元に、返済金額を算出します。
仮に、プロミスから50,000円を借入した場合の毎月の返済額の計算式は
50,000円×3.61%=1,805円
になり、1,000円未満を切り上げた結果
2,000円になります。
したがって、50,000円を借り入れた場合は、毎月2,000円ずつ返済していくことになります。
端数がなく1,000円単位であるため、返済計画が立てやすく、振込も簡単になります。
追加借り入れした場合は再計算が必要
算出される返済金額は、最終借入後の借入残高によって決まります。
ですので、追加で借入をすると借入総額が増えるため、返済額も増加します。
プロミスから50,000円を借入した場合、毎月の返済額は2,000円になります。
しかし追加で100,000円を借入した場合は、そこで返済額が再計算されます。
現在の借入残高が150,000円になっており、この金額を基に計算すると
150,000円×3.61%=5,415円になります。
1,000円未満を切り上げた結果、毎月の返済額は6,000円になります。
返済金額が2,000円から6,000円に増加していることを忘れ、翌月も2,000円のみを振り込むと金額不足により延滞になってしまうため、注意が必要です。
返済方法は6種類
プロミスでは、複数の返済方法が用意されています。
返済方法によっては手数料は無料になります。
自分のライフスタイルに合った返済方法にすれば、無理なく返済を進めることができます。
- インターネット返済
- 口座振替
- スマホATM
- コンビニ・提携ATM
- プロミスATM
- 銀行振込
プロミスで分割返済するなら口座振替が便利
返済は毎月行う必要があるため、確実に返済できる方法を選ぶことが重要です。
特に延滞は絶対に避けるべきです。
この観点から考えると、口座振替が最も確実な方法と言えます。
口座振替であれば、手動で振込をせずとも、自動的に口座から引き落とされます。
分割返済方法には、口座振替以外にも多様な選択肢が用意されています。
ですので、状況に応じて使い分けることが可能です。
それぞれの方法には長所と短所があります。
これらのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
返済方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
口座振替 | 手数料無料、自動引落なので延滞を防げる | 最低金額しか返済されない、口座残高不足だと延滞 |
インターネット返済 | 手数料無料、24時間365日利用可能、1円単位で金額指定可能 |
利用可能な金融機関が限られている |
銀行振込 | インターネットバンクがなくても返済できる | 振込手数料は自己負担 |
コンビニ・提携ATM | 三井住友銀行は手数料無料、プロミス利用がバレない | 三井住友銀行ATMの数が少ない、コンビニATMは手数料がかかる |
プロミスATM | 手数料無料 | プロミスのATM利用を見られる可能性がある |
スマホATM | 24時間365日利用可能、スマホだけで返済できる | 手数料が220円かかる、コンビニに行く必要がある |
まずは口座振替についてです。
口座振替のメリットは、前述の通り自動引き落としにより、振込み忘れによる延滞を防げる点です。
さらに、手数料も無料で利用可能です。
口座振替は、以下の金融機関にて利用可能です。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- PayPay銀行
上記以外の金融機関を利用している場合は、プロミス公式サイトにて検索が可能です。
(参考:ご利用可能金融機関検索(口座振替)|プロミス公式サイト)
上記の金融機関では、引き落とし日の指定が可能です。
5日・15日・25日・末日のいずれかを選択します。
上記以外の金融機関は、5日のみ対応になっております。
口座振替を利用するには、プロミスの会員ページにログインし事前に申込する必要があります。そこで、金融機関を指定し口座振替の登録を行います。
便利で安心な口座振替ですが、デメリットも存在します。
まず、口座振替では最低返済額のみが引き落とされる点が挙げられます。
これにより、元金の返済が遅れ、返済期間が延び利息の負担も増えてしまいます。
また、口座残高にも注意が必要です。
引き落とし口座の残高が不足している場合、引き落としが行えません。
これに気が付かないと、返済が出来ず延滞扱いになってしまいます。
プロミスの引き落とし時間は、金融機関によって違いがあるのでギリギリでの入金はおすすめできません。
次は、インターネット返済について説明します。
インターネット返済は、その名の通りインターネット経由で手続きを行い、返済する方法です。ATMに出向いて操作する必要がないため、仕事や家事で忙しい方には便利な仕組みです。
また、24時間365日利用可能で、手数料も無料です。プロミスのインターネット返済が反映されない場合には、プロミスコールでの確認をした方が確実です。
インターネット返済では、1円単位で指定した金額を振り込むことが可能です。
いつでも好きな金額を振り込むことができるため、追加返済を行うことが容易です。
インターネット返済は、プロミス会員サービスから利用することができます。
以下の金融機関にて利用可能です。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- PayPay銀行
上記以外の金融機関を利用している場合は、プロミス公式サイトで検索が可能です。
(参考:ご利用可能金融機関検索(インターネット返済)|プロミス公式サイト)
便利なインターネット返済ですが、利用できる金融機関は限られています。
以下の金融機関では利用できません。
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- auじぶん銀行
- ソニー銀行
また、システムメンテナンス中は利用できないため、注意が必要です。
インターネットバンキングを所有していない場合は、銀行振込も1つの選択肢です。銀行のATMを利用して返済が可能です。
この場合、振込先はプロミスが指定した口座になります。
指定口座は契約者ごとに異なるため、プロミス会員サービスで確認する必要があります。
銀行振込のデメリットは、振込手数料が発生する点です。
返済額のみを振り込むと、手数料が差し引かれて返済額不足になり、プロミスで延滞になる可能性があります。
また、銀行振込のタイミングにも注意が必要です。
金融機関によっては、15時以降の振込が翌日扱いになることがあります。
土日に振込を行った場合、処理が月曜日になることもあります。
そのため、返済日の直前での振込は延滞のリスクを伴います。
振込は銀行だけではなく、プロミスの借入・返済はコンビニ提携ATMでも行えます。
- 三井住友銀行
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
- ゆうちょ銀行ATM
プロミスもSMBCグループであるため、三井住友銀行ATMは手数料無料で利用できます。
利用時間は7:00~24:00ですが、日曜日は21:00までの場合もあります。
店舗によって利用時間が異なるため、事前に調べておく必要があります。
三井住友銀行のATMは、数が多くないのがデメリットになります。
コンビニに設置しているATMでも、プロミスカードを使用することで返済ができます。コンビニであれば、プロミスを利用していると分かりにくいため、人目を気にする必要がありません。コンビニはどこにでもあり、24時間利用が可能です。
デメリットとして、ATM利用手数料は自己負担となります。
手数料は返済額により変わります。
- 1万円以下:110円
- 1万円以上:220円
ゆうちょ銀行のATMでも返済ができます。
利用するには、プロミスの会員サービス画面にて、事前にWeb明細の登録が必要です。返済額が5万円未満の場合は、220円の手数料がかかります。
プロミスATMであれば、手数料は無料です。
利用時間は7:00~0:00までです。(店舗によって異なる)
土日も返済できますが、プロミスのATMに入るところを人に見られる心配があります。
スマホATMでは、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMでのスマホによる返済が可能です。コンビニのため、24時間365日利用できるのが便利です。
ATMに表示されるQRコードをスマホで読み取り、アプリに表示される暗証番号をATMに入力し金額を入力することで返済が完了します。
これにより、プロミスカードがなくても返済が可能です。
スマホATMを利用するためには、事前にアプリをインストールし、端末認証の手続きを行う必要があります。
手数料はコンビニATMと同様になります。
分割返済額は変更できる
口座振替で設定される金額は最低返済額です。この金額を下げることはできませんが、増やすことは可能です。
いつでも追加で返済することができるほか、口座振替の引き落とし金額の設定を変更することもできます。
毎月の引き落とし額を増やしておけば、自動的に余分な支払いが行われます。
ただし、返済額を増やすと、毎月の返済が負担になる可能性があります。
その結果、追加で借入をすることがないように、慎重に返済計画を立てることが重要です。
返済日の変更も可能
プロミスの返済期日は、5日・15日・25日・末日の中から自分で選択できます。
ただし、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行・その他一部の銀行以外にて口座振替を利用する場合の返済日は、5日のみとなります。
現在の返済期日は、会員サービスから確認できます。
転職などで給料日が変わってしまった場合は、返済日の変更ができます。
返済日を自分の給料日の直後に指定することで、口座残高不足による延滞を防ぐことができます。
変更するには、インターネットやアプリの会員サービス内で申込みます。
返済日は、自動契約機からでも変更できます。
プロミスの分割返済額シミュレーション
プロミスで借入を考えている場合、申し込み前に「ご返済シミュレーション」を活用することで、返済計画を立てることができます。(プロミスで借りるとやばい?)
このシミュレーションは、プロミスの公式サイトで行うことができます。
(参考:キャッシング・カードローンなら消費者金融の【プロミス】公式サイト)
シミュレーションでは、
- 返済回数を知りたい場合
- 返済金額を知りたい場合
の2種類が実施できます。
借入金額ごとに、月々の返済額と返済期間をシミュレーションしたものを、下記の表にまとめました。
※適用金利は100万円までは17.8%、100万円以上は15%とします。
※30日間無利息サービスが適用されるものとします。
借入金額 | 月々の返済額 | 金利(年利) | 返済期間 | 30日間無利息の有無 |
---|---|---|---|---|
10万円 | 4,000円以上 | 17.80% | 31ヶ月 | あり |
20万円 | 8,000円以上 | 17.80% | 31ヶ月 | あり |
30万円 | 11,000円以上 | 17.80% | 35ヶ月 | あり |
40万円 | 11,000円以上 | 17.80% | 52ヶ月 | あり |
50万円 | 13,000円以上 | 17.80% | 57ヶ月 | あり |
60万円 | 16,000円以上 | 17.80% | 54ヶ月 | あり |
70万円 | 18,000円以上 | 17.80% | 58ヶ月 | あり |
80万円 | 21,000円以上 | 17.80% | 56ヶ月 | あり |
90万円 | 23,000円以上 | 17.80% | 58ヶ月 | あり |
100万円 | 24,000円以上 | 15.00% | 59ヶ月 | あり |
200万円 | 40,000円以上 | 15.00% | 78ヶ月 | あり |
300万円 | 60,000円以上 | 15.00% | 78ヶ月 | あり |
10万円を借入した場合は、
- 月々の返済額:4,000円以上
- 返済期間:31ヶ月
となりました。
したがって、借入希望額が10万円の場合は、毎月4,000円以上を確実に支払えるような家計である必要があります。
資金調達が必要な状況になると「いくらまでなら借りれるのか」「審査は通るのか」などが気になり、毎月の返済額、返済期間の計算が後回しになりがちです。しかし、一番大切なのは「毎月遅れることなく確実に返済し完済すること」です。
そのためには「毎月いくら支払うのか」「返済はいつ終わるのか」を常に把握しておく必要があります。
借入前にしっかりとシミュレーションし、返済計画を立ててから借入をすることが大切です。
プロミスの返済方法は毎月の分割以外でも返済できる
プロミスの返済方法は、分割返済だけではありません。
まとまった資金が入った時などに、自分の都合で一括まとめて支払うことも可能です。
また、一括でなくとも、少し多めに返済することもできます。
支払い金額は増えてしまいますが、利息の負担を減らすことができます。
一括返済する方法や注意事項、繰上返済の方法やメリットについて、解説していきます。
一括返済
プロミスでは、借入分を分割ではなく一括で返済することもできます。
一括返済には以下のメリットがあります。
- 支払総額を減らすことができる
- 借入可能額の増加
- 後々のローン審査に通りやすくなる
支払総額には利息が含まれ、これは日割り計算されます。
返済期間を短縮することで、利息負担を軽減できます。
また、一括返済を行った結果、借入総額が0になったとしても、プロミスでの契約が解約になるわけではありません。
借入限度額は継続して利用できるため、必要になったら再度借入することができます。
一括返済を行ったことにより借入限度額を最大限活用できるため、急な出費にも備えることができます。
一括返済したことも、返済履歴に残ります。
一括返済したことにより、返済能力がある人と見なされるため、他社のローン審査にも通りやすくなります。
一括返済をする場合は、事前にプロミスに返済額を確認する必要があります。利息は日割りで計算されるため、返済日により返済額が変わります。
一括返済額を確認するには、
- プロミスコールに問い合わせ(0120-24-0365)
- プロミス会員サービス、アプリ
にて確認ができます。
一番確実なのは、プロミスコールで確認することです。
会員サービス、アプリだと確認するタイミングにより金額が変わってしまいます。プロミスコールにて、担当者に一括返済を希望していることを伝えれば、金額を正確に提示してもらえます。
プロミスコールの受付時間は、平日の9:00〜18:00になります。
一括返済は、以下の方法で行います。
- インターネット返済
- スマホATM
- コンビニ・提携ATM
- プロミスATM
- 銀行振込
注意点として、一括返済は1円単位まで支払う必要があります。プロミスの返済で端数(小銭)を返済するのに、ATMを選んでしまうと多めに払わなければいけません。
ATMでの返済だと、1,000円単位でしか支払うことができません。
また、手数料が含まれてしまうと、金額を間違えてしまう可能性もあります。
返済額が不足した結果、1円でも残っていると一括返済したことになりません。
ですので、返済方法は手数料無料が望ましいです。
そして、指定した返済日は必ず守らなければなりません。
返済が1日でも遅れてしまうと、金額が変わってしまいます。
ですので、確実に返済ができる日を指定する必要があります。
そう考えると、一括返済する方法はインターネット返済が一番確実です。
- 1円単位で振込可能
- 手数料無料
- 24時間365日利用可能
インターネット返済であれば、上記の条件を全て満たすことができます。
繰上返済・任意返済
毎月の返済は口座振替による自動引き落としで、確実に行えます。
しかし、口座振替での返済は最低金額のみです。
これだけでは元金がなかなか減らず、結果として返済期間が長引き、利息の負担が増加します。
この問題を解決するには「繰上返済」が有効です。
繰上返済とは、毎月支払う金額とは別に、追加で支払いをすることです。
追加の支払いは、金額・支払日を自分の都合で決めることができます。
追加で支払った分は、全て元金に充てられます。
元金が減ると、借入残高も減少し、毎月の最低返済額も下がります。
そこで、減少した分を繰上返済に回すことで、返済をより効果的に進められます。
例えば、借入額が100,000円の場合、最低返済額は4,000円です。
返済により借入残高が50,000円に減少すると、最低返済額は2,000円になります。
しかし、引き続き4,000円を支払うことで、余分な2,000円分を元金に充てることができ、借入残高と利息の負担をさらに減らせます。
臨時収入がある場合、例えばボーナス月などに積極的に繰上返済を行うことで、完済を早めることが可能です。
プロミスでは、繰上返済を容易に行えるように、様々な返済方法が提供されています。
その際は、手数料無料で返済できる方法を選択すれば負担なく返済できます。
- インターネット返済
- 三井住友銀行ATM
- プロミスATM
インターネット返済は家から一歩も出ずに、いつでも返済できます。
また、人目を気にすることなく安心して支払いが行えます。
ただし、繰上返済を行う際は、毎月の最低返済額が支払えなくなることがないように、無理のない範囲で行うことが重要です。
プロミスで分割返済する時の注意点
プロミスで分割返済していくにあたり、いくつかの注意点があります。
まず、プロミスでは30日間無利息サービスが提供されています。
無利息期間中は返済した金額が全て元金に充てられるため、無利息期間を活用して返済計画を立てることが大切です。
また、最低返済額のみで支払いを続けると、利息の負担が増えてしまいます。
最低返済額より返済額を増やすことで、返済期間と支払利息を減らすことができます。
そして、何よりも返済期日を守ることが重要であり、支払いが遅れると遅延損害金が発生し、信用情報にも悪影響を及ぼします。
支払いが遅れる場合は、事前にプロミスで相談する必要があります。
滞納したまま連絡がないと、プロミスからの信頼と評価は下がります。
事前に連絡することで、返済期日の変更や相談も可能です。
- 無利息期間に完済すれば利息の負担をゼロにできる
- 最低返済額のみ支払うと返済が長期化し利息が増える
- 返済期日が必ず守れるような返済計画を立てる
- 事前連絡せず滞納すると今後の取引が不利になる
プロミスの銀行振込の入金が反映されるタイミング・時間は金融機関によっても違いがありますので余裕をもった返済が重要です。
30日間無利息サービスをタイミングよく使う
プロミスでは「30日間無利息サービス」が用意されています。
「30日間無利息サービス」は、初回借入の翌日から30日間は無利息で利用できます。
無利息サービスは、以下の条件を満たすことで利用できます。
- プロミスの契約が初めての方
- メールアドレスを登録した方
- WEB利用明細を申込した方
利用できるのは初回のみなので、プロミスを解約後に再契約した場合は対象外となります。
契約時に利用明細を郵送にて受け取りを選択してしまうと、無利息期間が適用されないため、注意が必要です。
無利息期間中であれば、追加で借入をした分も無利息の対象となります。
また、無利息期間内に完済後、もう一度借入をした分も、無利息の対象となります。借入金額の制限もありません。
無利息期間中に返済日が設定されていた場合は、利息が発生しないため、返済した金額はすべて元金に充てられます。
無利息期間が開始されるのは、初回契約日ではなく、初回借入日になります。
借入は自分の都合で決められるため、無利息期間を加味した上で返済計画を立てることができます。
例として、初回借入の翌日から30日間に給料日が入るように、借入日を設定します。そして給料日に完済すれば、利息の負担をゼロにできます。
完済はできなくとも、繰り上げ返済をしておくことで利息も減ります。
利息は元金を基に計算されるため、無利息期間中にできるだけ元金を減らしておけば、今後の返済において利息の負担を減らすことができます。
延滞してしまうと、無利息期間は終了してしまいます。
最低返済額で返済し続けると利息が高くつく
毎月の返済は、支払い期日までに最低返済額を支払えば延滞にはなりません。
しかし、それだけでは元金が減りにくいため、返済がなかなか終わりません。
利息は日割りのため、返済が長期化するほど利息の負担は増えてしまいます。
仮に借入額が50万円だった場合の最低金額は、13,000円になります。
この最低金額のみで返済を続けた場合のシミュレーション結果は、以下の通りです。
返済回数 | 返済金額(円) | 元金充当(円) | 利息充当(円) | 借入残高(円) |
---|---|---|---|---|
1 | 13,000 | 13,000 | 0 | 487,000 |
2 | 13,000 | 5,777 | 7,223 | 481,223 |
…… | ||||
56 | 13,000 | 12,794 | 206 | 1,158 |
57 | 13,000 | 1,158 | 17 | 0 |
累計 | 729,175 | 500,000 | 229,175 | 0 |
1ヶ月目は無利息期間なので、13,000円は全て元金に充てられます。
2ヶ月目からは利息の支払いが発生し、13,000円のうち7,223円は利息に充てられます。
ですので、元金は5,777円支払ったことになります。
この段階では、元金より利息が多い状態です。
そして返済累計額は、729,175円になります。
つまり、利息だけで229,175円を支払ったことになります。
しかし、毎月の支払い額を25,000円にしてシミュレーションしてみると、以下のような結果になります。
返済回数 | 返済金額(円) | 元金充当(円) | 利息充当(円) | 借入残高(円) |
---|---|---|---|---|
1 | 25,000 | 25,000 | 0 | 475,000 |
2 | 25,000 | 17,955 | 7,045 | 457,045 |
…… | ||||
23 | 25,000 | 24,461 | 539 | 11,938 |
24 | 25,000 | 11,938 | 177 | 0 |
累計 | 587,115 | 500,000 | 87,115 | 0 |
支払利息が229,175円→87,115円と、大幅に削減できました。
返済期間も57回→24回まで短縮できます。
50万円借入し、13,000円支払った場合と、25,000円支払った場合の結果を以下の表にて比較してみました。
毎月の返済金額 | 13,000円 | 25,000円 |
---|---|---|
返済金額 | 729,175円 | 587,115円 |
支払利息 | 229,175円 | 87,115円 |
返済回数 | 57回 | 24回 |
毎月の返済金額が変わるだけで、これだけ結果が大きく変わります。
多めに支払うと、毎月の負担は増えてしまいますが、トータルで考えるとお得です。
しかし一番大事なことは「延滞しないこと」ですので、無理のない範囲で、最低金額より多めに支払えるような返済計画を立てることが大切です。
返済期日は守る
何らかの理由で支払い期日を過ぎてしまうと、翌日から遅延損害金が発生します。遅延損害金は、借入残高に対して20.0%(実質年率)と高金利が課されます。
そしてプロミスの利息は日割りのため、遅れた日数分だけ金利は加算されていきます。返済する際は、その加算された利息分まで含めた金額を支払わなければいけません。
しかし、もしそこで支払いを行わなければ、いずれかのタイミングでプロミスカードの利用停止の措置が取られます。
そうなったら、追加での借入はできません。
そして支払いを滞納したことは規約違反となるため、異動情報として信用情報機関に記録されます。これは今後のクレジットカードやローンの審査の際に不利に働きます。
この段階で何も処置を行わなければ、滞納から2〜3ヶ月後には、プロミス側から強制的に契約が解約されます。
解約されたからといって、支払いが免除されるわけではありません。
遅延損害金により膨れ上がった金利分まで支払わないと、最終的には裁判を起こされ給料が差し押さえられます。
したがって、支払い期日が遅れてしまったら、一刻も早く支払いを済ませることが大切です。支払いが遅れれば遅れるほど、取り返しのつかない事態になってしまいます。
分割返済をする際は、返済期日を確実に守れるような、無理のない返済計画を立てることが重要です。
返済遅れになりそうな時には事前に連絡
資金繰りが厳しく、返済が難しそうな場合は、返済が遅れることを事前にプロミスに連絡する必要があります。
支払い期日が過ぎてしまっても放置は避けるべきです。
放置してしまうと、まずプロミスから支払い催促の電話やメールが届きます。
それも放置してしまうと、1週間後にはプロミスから督促状のハガキや封筒が届きます。
もし家族に借入を知られたくない場合は、プロミスからのはがきが見つかってしまうリスクもあります。
このような対応が発生すると、今後のプロミスとの取引に悪影響を及ぼします。
今後、追加で借入が必要になっても、受け付けてもらえないかもしれません。
プロミスで増額できない可能性もあります。
ですので、支払いが遅れる場合は、支払いする意志を示すことが大事です。
プロミスも入金がないのに連絡がないと、状況が分からず不安になります。
まずは現在の状況を伝える必要があります。
支払いが遅れることが確定したら、まずはプロミスコール(0120-24-0365)へ連絡します。
自動音声で支払い日を入力し変更することができます。
オペレーターに直接相談もできますが、その場合は受付時間に注意します。
電話するのに抵抗がある場合は、会員サービスやアプリから「今回のご返済期日についてのご相談」を選択することで手続きできます。
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この記事の監修者 | 山口みき |
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自己紹介 | 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士や貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。 |
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