- プロミスでインターネット返済したのに反映されない
- インターネット返済のやり方がわからない
- インターネット返済の特徴が知りたい
インターネット返済はとても便利な返済方法です。
返済すれば、明細には即座に反映されます。
しかし、何らかの理由で反映されないケースもあります。
利用する上で注意しなければいけない点もあります。
この記事では、インターネット返済を利用する際の注意事項をまとめました。
- なぜ反映されないのか
- 反映されない場合は、どのように対処したらいいのか
- インターネット返済の返済方法
- インターネット返済を利用する際に気を付けること
これらを理解することで、インターネット返済をうまく使いこなすことができます。
- プロミスのインターネット返済は0:00前後だと翌日反映になる
- プロミス返済が反映されない場合はプロミスへすぐ電話する
- プロミスネット返済はインターネットバンキングが必要
- プロミス返済の明細にプロミスとは表示されない
- プロミスだけでなく金融機関やペイジーのメンテナンス時間に注意
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プロミスのインターネット返済はすぐに反映される
プロミスのインターネット返済を利用して返済すると、通常は会員ページの残高情報にすぐに反映されます。
しかし、返済が反映されないこともあります。
特に、深夜0:00前後に返済を行うと、即時反映されず、返済日が翌日扱いになる場合があります。
0:00間際に急いで返済手続きをしても、処理が翌日になるため、プロミスの延滞という事態になってしまうリスクがあります。
また、金融機関の手続きの都合により、反映が遅れる場合もあります。
しばらく経っても反映されない場合は、返済が完了していない可能性が考えられます。
口座振替は銀行によって反映に時間がかかる
毎月の返済方法を口座振替に設定していた場合は、金融機関によって処理が反映される日程が異なります。
プロミスが指定する一部の銀行は、当日に反映されます。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- PayPay銀行
- その他一部の銀行
上記以外の金融機関では、3日後に反映されます。
反映されるまでの時間は、その日の取引量によっても異なります。
支払い期日の0:00以降には引き落とし処理が行われる金融機関もあります。当日になって口座の残高不足に気づき、7:00頃に入金しても間に合わない可能性があります。
プロミスの引き落とし時間に処理が反映されていなければ、口座振替による返済が確認できないため、プロミスから電話で督促があります。
口座振替ができなかった場合は、再引き落としは行われません。したがって、別の返済方法で返済する必要があります。その場合、遅れた分の遅延損害金も追加で支払わなければなりません。(プロミスの返済に遅れそうな時の相談)
3日後に反映の場合は、残高不足に気づくのが遅れる可能性もあります。
プロミス会員サービスのページで、返済が行われたらメールが届くように設定ができます。メールが届けば引き落としされたことになるので安心です。
銀行振込は入金時間によっては反映が翌営業日となる
プロミスの銀行振込の入金が反映されるまでの時間は、インターネット振込なら最短10秒ですが、ATMからプロミス指定の銀行口座へ振込にて実施した場合は、入金時間によって翌日扱いになってしまう可能性があります。
各金融機関は「全銀システム」によって取引されています。
全銀システムは「一般社団法人 全国銀行資金決済ネットワーク」(全銀ネット)によって運営されています。
全銀システムでは、「コアタイムシステム」と「モアタイムシステム」が導入されており、時間帯によりシステムが変わります。
コアタイムシステム:平日8:30~15:30
モアタイムシステム:平日夜間・土日祝日
モアタイムシステムは2018年10月から稼働が開始されました。
(参考:全銀システムとは|全国銀行資金決済ネットワーク)
まだすべての金融機関で、モアタイムシステムが導入されているわけではありません。
モアタイムシステムを導入している金融機関は、以下のページで確認できます。
(参考:モアタイムシステム参加金融機関一覧|全国銀行資金決済ネットワーク)
したがって、コアタイムのみ対応の金融機関で、支払い期日の15:30以降にATMで銀行振込をすると、翌日扱いになります。
その結果、滞納になってしまい遅延損害金が発生してしまいます。
15:30ギリギリに処理すると、ATMの操作に手間取ってしまい、時間が過ぎてしまう危険性もあります。
そして土日に振込を行うと、プロミスへの着金は月曜日になってしまいます。
金曜日の15:30以降だと、3日も遅れてしまうことになります。
プロミスのインターネット返済が反映されない・遅い時の対処方法
インターネット返済を実施したものの、それが反映されない場合、何らかの問題が発生している可能性があります。
この問題を見過ごして放置すると、延滞扱いになる危険性があるため、まずはプロミスのコールセンターに問い合わせることが必要です。
利用している金融機関に問い合わせても対応は難しいので、プロミスに確認を取るべきです。
また、プロミスのアプリや会員ページを確認し、借入残高が変化しているかを確認することで、返済が完了しているかどうかを確かめることもできます。
- 期日通り支払ったことをプロミスコールで説明する
- 問い合わせは金融機関やペイジーにはしない
- 会員ページを確認し借入残高が減っていれば返済は成功
プロミスコールに問い合わせる
インターネット返済で支払いを行ったにもかかわらず、長時間経っても反映されない場合は、プロミスコールに電話し、問い合わせをしてみます。
反映されない原因には、以下のような状況が考えられます。
- メンテナンス中であった
- 緊急メンテナンスが発生した
- 支払い処理が正しく行われなかった
- システムにエラーが発生した
通常、返済はすぐに反映されるはずです。しかし、反映されないまま放置すると、滞納扱いになる可能性があります。
電話で状況を説明し、期日通りに支払いを行ったことをプロミス側で確認できれば、反映が遅れた場合でも、状況によっては期日通りの支払いとして扱ってもらえる可能性があります。
注意点として、インターネット返済はペイジーを利用していますが、ペイジーに問い合わせても解決には至りません。また、金融機関に問い合わせても対応は期待できません。問い合わせを行う場合は、必ずプロミスコールに連絡することが重要です。
プロミスコール(0120-24-0365)の受付時間は、
平日9:00~18:00となっております。
アプリや会員ページで借入残高・借入可能額が変わっているか確認する
インターネット返済が反映されているか確認するためには、プロミスのアプリや会員サービスにログインし、以下の金額を確認してみます。
- 借入残高が減っているか
- 借入可能額が増えているか
金額が返済前と後で変わっていれば、返済は成功しています。
金融機関の明細にて、口座残高が返済した分減っているかも確認します。
インターネット返済手続きの際、「決済確認ボタン」が表示される場合があります。そこで金融機関での操作終了前に押してしまった場合、もしくは終了後に押していなかった場合は、決済結果の処理に時間がかかることがあります。
そして、Webやアプリでの支払い手続き中に「戻る」や「×」を押してしまうと、正しく決済処理ができない場合があります。
正確に処理が行われたら、すぐに反映されるはずです。
時間が経っても反映されない場合は、処理が正しく行えなかった可能性もあるため、プロミスコールへ確認の電話を入れてみます。
プロミスのインターネット返済のやり方
インターネット返済は、プロミス会員サービスのページだけではできません。
返済を行うためには、利用している金融機関のページに移動し、そこで支払い処理を行う必要があります。
インターネット返済を行うためには、事前にインターネットバンキングの申込み手続きが必要です。
主な金融機関のインターネットバンキングの名称を一覧にまとめました。
インターネットバンキング名称 | |
---|---|
三井住友銀行 | SMBCダイレクト |
三菱UFJ銀行 | 三菱UFJダイレクト |
みずほ銀行 | みずほダイレクト |
ゆうちょ銀行 | ゆうちょダイレクト |
PayPay銀行 | PayPay銀行 |
PayPay銀行の場合は、インターネットバンキングを用意する必要はありません。
三井住友銀行を使用している場合は、「SMBCダイレクト」がインターネットバンキングに該当します。
三井住友銀行の普通預金口座があれば、キャッシュカードの番号とログイン暗証だけで使用できるため、インターネットバンキングとして新たに開設する必要はありません。
- プロミス会員サービスにログイン
- インターネット返済を選択
- 返済したい金額を入力
- 三井住友銀行を選択
- SMBCダイレクトにログイン
- 支払内容を確認し、ワンタイムパスワードを入力
- 返済処理完了
(参考:Pay-easy(税金・各種料金の払込サービス) : 三井住友銀行)
ゆうちょ銀行の場合は「ゆうちょダイレクト」を事前に申し込む必要があります。
ゆうちょダイレクトは、パソコン、スマートフォン両方で利用できます。
ただし、OSのバージョンが古すぎると利用できない可能性があります。
ゆうちょATMに並ぶ必要がないので、忙しい人でも返済しやすいです。
(参考:税金・各種料金の払込み(情報リンク方式)(スマートフォン版):主な操作方法|ゆうちょダイレクト)
やり方は各金融機関によって異なるため、ホームページで確認します。
インターネットバンキングを開設するのに1週間ほどかかる可能性もあるため、早めに手続きを済ませておけば安心してインターネット返済が行えます。
プロミスインターネット返済ができる金融機関一覧(一部)
インターネット返済は、約1,100もの金融機関で利用できます。
しかし、すべての金融機関で利用できるわけではありません。
一部、インターネット返済が利用できない金融機関もあります。
そのため、自分が普段利用している金融機関でインターネット返済が利用できるかは、事前に確認しておく必要があります。
メガバンク(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行)は、すべてインターネット返済に対応しています。
メガバンク以外でも、ゆうちょ銀行、PayPay銀行、楽天銀行も使用できます。
インターネット返済ができる・できない金融機関を、下記の表にまとめました。
金融機関 | |
---|---|
インターネット返済が利用できる |
|
インターネット返済が利用できない |
|
住信SBIネット銀行やイオン銀行を利用している方は、インターネット返済ができないため、他の金融機関を利用するか、他の返済方法を検討します。
地方の信用金庫は対応しているところが多いです。
使用したい金融機関が上記の表にない場合は、以下のページで検索できます。
(参考:ご利用可能金融機関検索(インターネット返済)|プロミス公式サイト)
プロミスのインターネット返済の特徴・メリット
インターネット返済は、Web・スマホからいつでも簡単に返済ができるので、仕事や家事で忙しい方にはありがたい仕組みです。
プロミスのインターネット返済のメリットは以下の点になります。
- 返済手数料が無料
- 1円単位で支払い可能
- 返済のために外出する必要がない
- 24時間365日利用できる
- Web・スマホから最短10秒で返済できる
これらのメリットを十分に活かし、使いこなすためにはインターネット返済の特徴、注意点を把握しておく必要があります。
これらを理解することで、効率的に返済を進めることができます。
- 手数料無料のため繰上返済・一括返済がしやすい
- 1円単位で支払い可能
- 返済のために外出する必要がない
- 24時間365日利用できる
- Web・スマホから最短10秒で返済できる
- 明細にプロミスと表示されないのでバレにくい
- プロミス・金融機関・ペイジーのメンテナンス中は利用できない
プロミスのインターネット返済振込手数料は0円
インターネット返済の振込手数料は、無料で利用できます。
プロミスではインターネット返済以外にも、多くの返済方法が用意されています。
プロミス返済方法の手数料を一覧にまとめました。
返済方法 | 手数料 |
---|---|
インターネット返済 | 0円 |
口座振替 | 0円 |
スマホATM | 1万円以下:110円 1万円以上:220円 |
提携ATM | 1万円以下:110円 1万円以上:220円 |
三井住友銀行ATM | 0円 |
プロミスATM | 0円 |
銀行振込 | 自己負担 |
インターネット返済以外で、手数料無料で返済できる方法は以下の3点です。
- 三井住友銀行ATM
- プロミスATM
- 口座振替
三井住友銀行ATMやプロミスATMは無料で振込できますが、外出する必要があります。
そして、これらのATMはコンビニと違い、どこにでもあるわけではありません。
逆に、どこにでもある銀行振込やコンビニATMでは、手数料が発生してしまいます。(プロミスの借入・返済ができるコンビニ)
インターネット返済は手数料無料なので、余裕がある月に繰上返済がしやすいメリットもあります。積極的に繰上返済をしていけば、利息の負担を減らすことができます。
また、1円単位で振込ができるため、一括返済する方法として最適です。
一括返済では、プロミスの返済で端数になってしまいます。
しかしATMでは、1,000円単位でしか返済できません。
そして手数料が発生すると、金額を間違える可能性もあります。
インターネット返済であれば、1円単位・手数料無料なので確実に一括返済できます。
しかし毎月の返済をインターネット返済にすると、振込手続きを忘れてしまう危険性があります。
口座振替であれば自動で引き落としされるため、確実に返済できます。
したがって、普段の返済を口座振替に設定し、繰上返済や一括返済はインターネット返済、と使い分けることにより、返済を有利に進めることができます。
「PEトランスファーネット」か「PAY-EASY」と表示される
インターネット返済を利用すると、銀行口座の明細には「PEトランスファーネット」または「PAY-EASY」と表示されます。
このため、家族に明細を見られても「プロミスを利用していること」が分かりにくい、というメリットがあります。
しかし、本人がこの表示を知らない場合、返済が完了したかを確認しようとしても、明細で「プロミス」の表示を探しても見つけられません。
そして「返済できていないのではないか」と不安になってしまいます。
また、明細に見慣れない記載があると「不正利用されたのではないか」と不安になることもあります。
しかし、インターネット返済を実行し、明細に「PEトランスファーネット」もしくは「PAY-EASY」の表示があれば、返済は成功しているので問題ありません。
「トランスファーネット」とは、収納代行サービスの会社名になります。
親会社は、ビリングシステムとNTTデータです。
トランスファーネットでは、オンライン決済を代行するサービスが提供されています。
主な事業は
- 決済システム機能の提供
- 収納事務の代行
- 決済情報の金融機関への取次ぎ
などです。
(参考:トランスファーネット株式会社)
「PAY-EASY」はPay-easy(ペイジー)を表します。
ペイジーとは、収納機関(プロミス)と金融機関を共同のネットワークで結ぶことにより、Web・スマホで24時間365日支払いが可能になるサービスのことです。
ペイジーは「日本マルチペイメントネットワーク推進協議会」により運営されています。利用者の利便性を向上し、金融機関の事務手続きの負荷を軽減するために開設されました。
(参考:Pay-easy(ペイジー)とは?|日本マルチペイメントネットワーク推進協議会(JAMPA))
メンテナンス時間は利用できないので要確認
インターネット返済は原則、24時間365日利用できます。
しかし以下の時間帯は、メンテナンスのため利用できません。
- 毎週日曜日23:00~月曜日7:00
- 毎月第3日曜日0:00~6:00、および前日土曜日の23:00~24:00
- 各金融機関メンテナンス日
各金融機関のメンテナンス日もあるため、注意が必要です。
メンテナンスにより利用できない時間帯 | |
---|---|
三井住友銀行 |
|
三菱UFJ銀行 |
|
みずほ銀行 |
|
ゆうちょ銀行 |
|
PayPay銀行 |
|
これに加えて、臨時のメンテナンスが発生することもあります。
金融機関が定期的なメンテナンスを行う理由は、高度なセキュリティ対策が必要だからです。定期的なメンテナンスを通じてシステムを強化し、サイバー攻撃やデータ漏えいを防ぐ目的があります。
また、インターネット返済はペイジーを利用しているため、ペイジーがメンテナンス中であれば利用することができません。
ペイジーのメンテナンス時間は
- 6月、9月の第3日曜0:45~5:30
- 1月1日21:00~1月2日5:30
になります。
メンテナンス中は返済ができないため、期日直前にならないように余裕をもって行うことが重要です。
年末年始の利用可能時間は、事前に各金融機関のホームページで確認しておくことをおすすめします。1月1日・2日の利用時間は限られるため、避けた方が無難です。
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この記事の監修者 | 山口みき |
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自己紹介 | 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士や貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。 |
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